特許
J-GLOBAL ID:200903099647407554
流量計及び流量検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125325
公開番号(公開出願番号):特開平9-304135
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 消費電力を低減し、精度よい流量演算を行なう。【解決手段】 マイクロプロセッサ演算処理部6は、現在の流体流量が所定流量未満の場合にのみ、オリフィス流量センサ4の出力信号に基づいて低流量域側の流量に相当する低流量パルス信号SLOを生成し、入力された高流量出力パルス信号SDET に基づいて現在の流体の流量が高流量域あるいは低流量域のいずれに属するかを示すセンサ切換信号SSEL をゲートアレイ演算処理部7に出力する。この結果、ゲートアレイ演算処理部は、センサ切換信号SSEL に基づいてフルイディック流量センサ4からの高流量パルス信号SHIあるいは低流量パルス信号SLOのいずれかに基づいて積算流量及び現在の流量を算出する。従って、流量域に応じて最適なセンサを選択して精度よく流量演算を行なえるとともに、マイクロプロセッサ演算処理部6の演算時間を低減して消費電力の低減が図れる。
請求項(抜粋):
流体のフルイディック振動を検出して第1流量信号を出力する第1流量検出手段と、オリフィス通過前後の流体の差圧を検出して流量検出信号を出力する第2流量検出手段と、前記第1流量信号に基づいて判別用信号を出力するとともに、選択制御信号に基づいて現在の流体の流量が基準流量以上の高流量域側である場合には前記第1流量信号を用いて流量演算を行なって流量データを生成して出力し、現在の流体の流量が基準流量未満の低流量域側である場合には第2流量信号を用いて流量演算を行ない流量データを生成して出力する流量演算手段と、前記判別用信号に基づいて現在の前記流体の流量が基準流量より少ない場合に前記流量検出信号を用いて演算を行なって前記第2流量信号を出力するとともに、前記判別用信号に基づいて現在の前記流体の流量が前記基準流量以上の高流量域側あるいは前記所定流量未満の低流量域側のいずれに属するかを表す前記選択制御信号を出力する演算・制御手段と、を備えたことを特徴とする流量計。
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