特許
J-GLOBAL ID:200903099649857549

抄紙機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332746
公開番号(公開出願番号):特開平7-189164
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 制御の切り替えを行うことにより生じていたライン速度の変動による紙の品質の低下を防ぎ、操作を簡単に行うことが可能な抄紙機制御装置を提供することを目的とする。【構成】 ドロー制御で運転している時、ドロー設定部21で設定した値を設定ドロー検出部22で検出する。一方張力検出部10で検出された値から自動張力設定部26で張力帰還を監視し、ラインが安定したら制御切り替え部23で張力制御に制御を切り替える。そのとき、制御が切り替わる直前の設定ドロー検出部22で検出された値を設定ドロー値記憶部24で保存する。また、制御が切り替わる直前の張力帰還を自動張力設定部26で張力基準として保存する。制御の切り替えにより生じた速度の変化分を速度張力演算部25で速度を張力に変換し、この値を張力基準値に対する補正値とする。この補正値を基に張力制御部28でラインの安定状態時における張力と一致させるために、張力制御を行う。
請求項(抜粋):
各セクションを別個に電動機により駆動するセクショナル駆動抄紙機において、各セクションのパートの速度を比較し各パート間の速度差を検出する設定ドロー検出部と、この設定ドロー検出部にて検出されたドロー値の監視および保存を行う設定ドロー記憶部と、前記設定ドロー検出部で検出されたドロー設定値の変化分に対する各パートの速度変化分を張力に換算する速度張力演算部と、張力検出部から張力帰還を監視し張力設定を自動で行う自動張力設定部とを具備したことを特徴とする抄紙機制御装置。
IPC (2件):
D21F 7/04 ,  D21F 7/00

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