特許
J-GLOBAL ID:200903099649963209

制御飽和薄膜磁気書込みヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-044407
公開番号(公開出願番号):特開平8-249614
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【課題】 ゼロ・スロート・ポイントとヨーク・フレア・ポイントとの間の第1および第2の磁気ヨーク層の幅が徐々に広がり、この長さにわたって磁束密度が一様になり、単一電流で長さ全体が急激に飽和に達するようになっている薄膜磁気ヘッドを提供する。【解決手段】 その結果、この長さの飽和が起こると、空気軸受け表面のギャップの磁場がわずかに増加し、飽和値を上回る電流の場合に書込み磁場が一定になる。
請求項(抜粋):
記録表面を有する磁気記録媒体と、薄膜磁気ヘッドと、前記ヘッドを支持する空気軸受けスライダと、前記磁気記録媒体の記録表面に前記磁気ヘッドを非常に隣接させて前記空気軸受けスライダを支持するヘッド・アーム手段と、前記ヘッド・アーム手段を支持し、前記磁気記録媒体の記録表面に対して前記ヘッド・アーム手段を移動させるアクセス手段とを含み、前記薄膜磁気ヘッドが電極先端領域から後部ギャップ領域まで延びる第1の磁気ヨーク層と、前記電極先端領域で前記第1の磁気ヨーク層から所定のわずかな距離だけ離れて変換ギャップを形成し、ゼロ・スロート・ポイントで前記第1の磁気ギャップ層から分かれ始めて中央領域で前記磁気ヨーク層間に空間を形成し、前記後部ギャップ領域で前記第1の磁気ヨーク層と接触する、第2の磁気ヨーク層とを含み、前記第1および第2の磁気ヨーク層が、前記ゼロ・スロート・ポイントから前記後部ギャップ領域に向かってフレア・ポイントまで延び、そのフレア・ポイントで前記磁気ヨーク層の幅が徐々に増加し、前記ヨーク構造が、前記磁気ヨーク層間の空間に付着させた導体コイルによって活動化され、前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅が前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フロア・ポイントとの間で徐々に広がり、書込み電流が前記コイルに印加されると、前記ゼロ・スロート・ポイントから前記フレア・ポイントまでの磁気ヨーク層の長さがほぼ同時に飽和し、飽和値を上回る書込み電流の場合に書込み磁場が一定になるようになっていることを特徴とする、磁気ディスク記録システム。
IPC (2件):
G11B 5/31 ,  G11B 5/23
FI (2件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/23 W
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-289913
  • 特開平4-129009
  • 薄膜磁気ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-177920   出願人:リード-ライトコーポレーション
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