特許
J-GLOBAL ID:200903099652433024

高強度高耐食性継目無し鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089458
公開番号(公開出願番号):特開平10-280037
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】耐SSC性にすぐれた降伏応力110〜155ksi(758〜1068MPa)級の、油井や関連諸設備に使用できる高強度高耐食性継目無し鋼管の製造方法の提供。【解決手段】重量%にて、C:0.20〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.3〜1.2%、Mo:0.2〜1.0%、sol.Al:0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.005%、およびNb:0.1〜0.5%、を含み、他にV、W、Zr、Ca等を必要に応じ含有する鋼管の熱間穿孔圧延の最終工程において、1000〜1150°Cにて40%以上の加工を施した後、そのまま1000°C以上の温度から直接焼入れし、焼戻す758〜1068MPaの降伏応力を有する高強度高耐食性継目無し鋼管の製造方法、および上記組成の鋼管を1000〜1150°Cに再加熱して焼入れし、焼戻すことによる同鋼管の製造方法。
請求項(抜粋):
熱間で穿孔および圧延して鋼管形状に成形後そのまま直接焼入れし、焼戻しをおこなって所要強度に調質する継目無し鋼管の製造方法であって、重量%で、C:0.20〜0.35%、 Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜1%、 P:0.025%以下、S:0.01%以下、 Cr:0.3〜1.2%、Mo:0.2〜1%、 sol.Al:0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5%、 B:0.0001〜0.005%、Nb:0.1〜0.5%、 V:0.5%以下、W:1.0%以下、 Zr:0.5%以下、Ca:0.01%以下、 Ni:0.1%以下、N:0.01%以下、 O:0.01%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼のビレットを、熱間穿孔および圧延する際の最終の仕上げ圧延段階において、1000〜1150°Cの温度範囲にて40%以上の加工を施した後、そのまま1000°C以上の温度から直接焼入れし、その後焼戻すことを特徴とする、758〜1068MPaの降伏応力を有する高強度高耐食性継目無し鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  B21B 3/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C21D 8/10 B ,  B21B 3/00 D ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/54

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