特許
J-GLOBAL ID:200903099652774727

粒子分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350481
公開番号(公開出願番号):特開平6-186156
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 血液や尿等の試料液中に含まれる粒子(血球,細胞等)の形態情報,吸光情報等の特徴パラメータを精度よく得る。【構成】 扁平な試料液流19を形成するフローセル18と、試料液流の幅の広い方の面から光源10からの光を照射するための照射光学系と、粒子を横切って走査した撮像信号を走査ごとに出力する一次元イメージセンサ24と、一次元イメージセンサ24の検出エリアを粒子の流れ方向に移動させる光学偏向手段14と、撮像信号に基づき各種の特徴パラメータを求める信号処理装置26と、光学偏向手段14の動作を制御する制御装置28とからなり、検出エリアに対する粒子の相対的な移動速度(V1-V2)を実際の粒子の移動速度V1より遅くし、同一粒子に対する走査回数を多くするように構成する。
請求項(抜粋):
フローセルのノズルから被検粒子を含む試料液を吐出するとともに、試料液の周囲にシース液を流すことによりシースフローを形成させ、その試料液流に光を照射し、粒子からの光を検出し、その検出信号に基づき粒子の分析を行う粒子分析装置において、一方向には幅が狭く他方向には幅が広い扁平な試料液流(19)を形成させるフローセル(18)と、光源(10)からの光を、試料液流の幅の広い方の面から試料液流に照射するための照射光学系と、粒子の流れ方向と垂直な方向に多数の光受光素子が一列に並んで設けられ、受光面上に粒子の透過光像が結像されることにより、粒子を横切って走査した撮像信号(Si)を走査(i)ごとに出力する一次元イメージセンサ(24)と、試料液流(19)上に投影される上記一次元イメージセンサ(24)の検出エリア(B1)を、粒子の流れ方向に移動させる光学偏向手段(14)と、一次元イメージセンサ(24)からの撮像信号(Si)に基づき、粒子を検出し粒子個々に各種の特徴パラメータを求める信号処理手段(26)と、粒子検出タイミング信号(Sp)に基づき、検出エリア(B1)を粒子の移動方向と同方向に粒子の移動速度(V1)とは異なる速度(V2)で移動させるとともに、検出エリア(B1)に対する粒子の相対的な移動速度(V1-V2)を実際の粒子の移動速度(V1)より遅くすることにより、同一粒子に対する走査回数を多くするように、光学偏向手段(14)の動作を制御する制御手段(28)と、を備えたことを特徴とする粒子分析装置。
IPC (3件):
G01N 15/14 ,  G01N 21/00 ,  G01N 33/49

前のページに戻る