特許
J-GLOBAL ID:200903099659027013

吸着式冷却装置及びその冷熱出力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194959
公開番号(公開出願番号):特開平8-042935
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】簡単な装置構成で而も高価な制御装置を使用せず蒸発器に導入される入力負荷の変動が生じても、吸着/脱着工程の各バッチサイクルにおける負荷冷水、即ち冷熱出力(負荷)を一定に維持出来る。【構成】本発明は冷媒と熱交換後の冷熱出力を検知し、該検知信号に基づいて、前記吸着工程にある熱交換器通過後の加温冷却水、再生用熱源、若しくは前記脱着工程にある熱交換器通過後の冷却熱原水、更には冷媒の凝縮熱を吸熱した加温冷却水の内いずれか一又は複数の温熱水を、冷却水供給路側に供給しながら、供給側の冷却水温度と流量を制御し、吸着工程にある吸着剤熱交換器の能力をバッチサイクルの間、蒸発器で熱交換される負荷に見合って制御させようとするものである。
請求項(抜粋):
固体吸着剤を収設した吸着剤熱交換器を複数基並設し、再生用熱源と冷却水を前記熱交換器に交互に供給しながら、前記吸着剤への冷媒の吸着と脱着を繰り返し、該冷媒の蒸発潛熱を利用して負荷の冷熱出力を得るようにした吸着式冷却装置における冷熱出力制御方法において、前記負荷の冷熱出力と対応する検知信号に基づいて、吸着熱を除去する冷却水の温度又は/及び流量を制御することにより、吸着工程にある吸着剤熱交換器の吸着能力を蒸発潛熱で熱交換される負荷に見合って制御させる事を特徴とする冷熱出力制御方法。

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