特許
J-GLOBAL ID:200903099660181026

長時間心電図におけるQRS波検出装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219597
公開番号(公開出願番号):特開平7-067844
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 長時間心電図より正確なQRS波の検出を可能とすることを目的とする。【構成】 心電図波形における基線に生じているノイズより上の任意の値を閾値として仮設定し(S53)、設定した閾値以上の波形をR波として検出し(S54)、該検出結果情報から先に設定されている閾値レベルが妥当なレベルであるか否かを判定し(S55)、妥当でないと判定した場合には検出R波を考慮して新たに妥当な閾値レベルを算出して新たな閾値として前記R波検出処理を実行し(S56〜S55)、最適閾値を設定してQRS候補点を検出する。その後検出QRS候補点のQRSらしさを設定し(S60)、QRSらしさの低い候補点をQRS候補より外して(S61)残りの候補点のR-R間隔を調べ、R-R間隔が所定間隔範囲に無い場合には先にQRS候補より外した候補点を復活させて(S62)最終的なQRS検出点とする(S63)。
請求項(抜粋):
心電図波形における基線に生じているノイズより上の任意の値を閾値として仮設定し設定した閾値以上の波形をR波として検出するR波検出手段と、該R波検出手段での検出結果情報から先に設定されている閾値レベルが妥当なレベルであるか否かを判定し、妥当でないと判定した場合には検出R波を考慮して新たに妥当な閾値レベルを算出して新たな閾値として前記R波検出手段での検出処理を実行させる最適閾値設定手段と、前記R波検出手段での検出R波に従ったQRS候補点のQRSらしさを設定するQRSらしさ設定手段と、該QRSらしさ設定手段でのQRSらしさの低い候補点をQRS候補より外して残りの候補点のR-R間隔を調べ、R-R間隔が所定間隔範囲に無い場合には先にQRS候補より外した候補点を復活させて最終的なQRS検出点とするQRS検出手段とを備えることを特徴とする長時間心電図におけるQRS波検出装置。

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