特許
J-GLOBAL ID:200903099660627733

自動変速機のライン圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241920
公開番号(公開出願番号):特開平6-094113
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】機関の吸入空気量に基づいて自動変速機のライン圧を決定するシステムにおいて、補機駆動の有無に応じてライン圧を適正に設定させる。【構成】回転速度のフィードバック制御が行われるアイドル運転状態において(S2,S3)、まず、目標回転速度の設定パラメータである水温Twに応じて基準空気量QSTDを求める(S4)。ここで、この基準空気量QSTDと実際に検出された吸入空気量Qとの偏差QDIFを演算する(S5)。次いで、前記偏差QDIFを、補機負荷駆動分に相当する補正空気量COQに換算し(S6)、該補正空気量COQで吸入空気量Qを補正する(S7)。そして、前記補正された吸入空気量Qaに基づいて機関発生トルクPRSを演算し(S8)、該トルクPRSからライン圧PLを決定する(S9)。
請求項(抜粋):
内燃機関の動力伝達系を構成する自動変速機の各変速要素を制御する油圧回路に供給されるライン圧を制御する自動変速機のライン圧制御装置であって、機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、前記吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量と所定の基準空気量との比較に基づいて機関の補機駆動の有無を検出する補機負荷検出手段と、該補機負荷検出手段による検出結果に基づいて前記吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量を補正する空気量補正手段と、該空気量補正手段で補正された吸入空気量に基づいてライン圧を設定するライン圧設定手段と、該ライン圧設定手段で設定されたライン圧に基づいて前記油圧回路に供給されるライン圧を制御するライン圧制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする自動変速機のライン圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-042263
  • 特開平3-134363

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