特許
J-GLOBAL ID:200903099661416280
レーダ装置,調整方法,調整システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-306838
公開番号(公開出願番号):特開2001-124846
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 小さな計算負荷にてアンテナを含む高周波回路内でのチャネル間の相互結合を総合的に補償することが可能なレーダ装置、及びその調整方法、更に車両に搭載されたレーダ装置の調整に好適な調整システムを提供する。【解決手段】 外部から調整用コマンドを受信すると、一変動周期分のビート信号を受信チャネル毎に周波数解析して、各受信チャネルからの出力信号の強度及び位相を表す受信信号ベクトルVCを生成すると共に、調整用コマンドと共に取得したレーダ波の照射角度αに基づいて、各受信チャネルへの入力信号の強度及び位相を表す参照信号ベクトルUCを求める(S210〜S240)。到来方向の異なる複数のレーダ波に基づく複数対の受信信号ベクトルVC及び参照信号ベクトルUCから受信信号行列V及び参照信号行列Uを生成し、両行列V,Uの行列演算により、受信チャネル間の相互干渉を補償する相互干渉補償行列Dを生成する。
請求項(抜粋):
連続波からなるレーダ波を送出すると共に、該レーダ波を反射した目標物体からの反射波を複数のアンテナにて受信し、各アンテナからの受信信号にローカル信号を混合してビート信号を生成する送受信手段と、該送受信手段にて生成されたビート信号を周波数分析し、各アンテナに対応した受信チャネル毎に前記ビート信号の信号強度及び位相を表す受信データを生成する受信データ生成手段と、を備え、該信号処理手段が生成する受信データに基づいて、前記目標物体の検出を行うレーダ装置において、前記送受信手段にて受信されたレーダ波の到来方向を特定する到来方向特定手段と、該到来方向特定手段にて特定された到来方向に基づき、各アンテナに入射されたレーダ波の信号強度及び位相を表す方位データを求めると共に、該方位データを要素とする参照信号ベクトル、及び前記レーダ波の受信により前記受信データ生成手段にて生成された前記受信データを要素とする受信信号ベクトルを対にして生成するベクトル生成手段と、到来方向の異なる複数のレーダ波が前記送受信手段にて順次受信されることにより、前記ベクトル生成手段にて生成される複数対の受信信号ベクトル及び参照信号ベクトルに基づき、前記受信信号ベクトルを配列してなる受信信号行列、及び該受信信号行列に対応させて前記参照信号ベクトルを配列してなる参照信号行列を生成する信号行列生成手段と、該信号行列生成手段にて生成された受信信号行列及び参照信号行列の行列演算により、各受信チャネル間に生じる相互干渉を補償するための相互干渉補償行列を生成する補償行列生成手段と、該補償行列生成手段にて生成された相互干渉補償行列を用いて、前記信号処理手段にて生成された受信データに対する補償演算を実行する補償演算実行手段と、を設け、該補償演算実行手段により補償演算が施された受信データを用いて、前記目標物体の検出を行うことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5J070AB17
, 5J070AB24
, 5J070AD02
, 5J070AD06
, 5J070AD08
, 5J070AE01
, 5J070AF03
, 5J070AH25
, 5J070AK22
, 5J070BF02
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