特許
J-GLOBAL ID:200903099662906869

誘導加熱式タンディッシュ及びその補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中前 富士男 ,  原崎 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-306077
公開番号(公開出願番号):特開2007-111744
出願日: 2005年10月20日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】中空耐火物の溶鋼接触面に付着する付着物を従来よりも低減し、しかも付着物の除去が容易であり、長期間に渡って安定した鋳造を可能にする誘導加熱式タンディッシュ及びその補修方法を提供する。【解決手段】溶鋼流路11を形成する中空耐火物12が底部13に設けられ誘導加熱手段を備える堰14により、注湯される溶鋼15を受ける受鋼部16と、溶鋼流路11で加熱された溶鋼17を鋳型18へ流す溶鋼排出部19を形成した誘導加熱式タンディッシュ10において、中空耐火物12の溶鋼接触面22側にCaO成分含有耐火材23、24を有し、このCaO成分と溶鋼15中のAl2O3成分で低融点化合物を形成し、溶鋼接触面22への付着物の付着を抑制する。この補修方法は、溶鋼流路11に溶鋼15を流して鋳造を行った後、耐火材23、24に水をかけて溶鋼接触面22の付着物を除去する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶鋼流路を形成する中空耐火物が底部に設けられ誘導加熱手段を備える堰を有し、該堰により、取鍋から注湯される溶鋼を受けるための受鋼部と、該受鋼部から前記溶鋼流路を介して誘導加熱されながら流れ込む溶鋼を鋳型へ流すための溶鋼排出部が形成された誘導加熱式タンディッシュにおいて、 前記中空耐火物の溶鋼接触面側の一部又は全部には、CaO成分を含有する耐火材を有し、使用にあっては、前記耐火材中のCaO成分と前記溶鋼流路を流れる溶鋼中のAl2O3成分とで低融点化合物を形成させ、前記中空耐火物の溶鋼接触面への付着物の付着を抑制することを特徴とする誘導加熱式タンディッシュ。
IPC (1件):
B22D 11/10
FI (3件):
B22D11/10 310G ,  B22D11/10 310K ,  B22D11/10 310D
引用特許:
出願人引用 (2件)

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