特許
J-GLOBAL ID:200903099664188734

暖機装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-257562
公開番号(公開出願番号):特開2004-092585
出願日: 2002年09月03日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】吸着剤熱交換器および冷媒熱交換器の配置あるいは構成に工夫を凝らし、暖機時間を短縮させつつ、つまり暖機性能を向上させつつ小型化を実現可能な暖機装置を提供する。【解決手段】冷媒2aの気化用熱源にエンジン冷却水を利用すると共に、吸着剤3aの再生(吸着した冷媒2aの脱着)用熱源に排気を利用する構成とした。これにより、冷却水温度の上昇に伴い冷媒熱交換器2における冷媒の気化速度は加速度的に促進され、これに連動して、吸着剤熱交換器3における単位時間当たりの吸着熱発生量も加速度的に増大するので暖機時間を短縮できる。また、再生温度が高く冷媒2a吸着時の発熱量が大きい吸着剤3aを使用できるので、吸着剤3a量および冷媒2a量を従来の暖機装置よりも低減して、良好な暖機性能を維持しつつ、暖機装置1を小型化することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エンジンの冷却水回路と、 冷媒を収容し前記冷却水回路途中に設けられて冷却水と前記冷媒が熱交換可能な冷媒熱交換器と、 吸着剤を収容し前記冷却水管路途中且つ前記冷媒熱交換器より下流側に設けられて冷却水と前記吸着剤が熱交換可能な吸着剤熱交換器と、 前記冷媒熱交換器と前記吸着剤熱交換器とを前記冷媒が通過可能に連通する冷媒通路と、 前記冷媒通路途中に設けられて前記冷媒通路の連通、遮断を切り替える切替え弁と、 前記冷却水回路途中に設けられて前記冷媒熱交換器の入り口側と出口側とを前記冷媒熱交換器を経由せずに連通するバイパス通路と、 前記冷却水回路途中に設けられて、前記冷媒熱交換器内における冷却水の流通および前記バイパス通路の遮断と、前記冷媒熱交換器内における冷却水の流通遮断および前記バイパス通路の連通とを切り替える第2切替え弁とを備え、 前記吸着剤熱交換器にはエンジン排気管が排気と前記吸着剤および前記冷却水とが熱交換可能なように装着されることを特徴とする暖機装置。
IPC (3件):
F01P3/20 ,  B60H1/03 ,  F25B17/08
FI (5件):
F01P3/20 E ,  F01P3/20 F ,  F01P3/20 T ,  B60H1/03 Z ,  F25B17/08 C
Fターム (5件):
3L093NN03 ,  3L093PP01 ,  3L093PP15 ,  3L093PP19 ,  3L093QQ05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭60-249666
  • 特開昭62-271922
  • 特開昭63-198714

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