特許

J-GLOBAL ID：200903099664234922

水素吸蔵合金電極及び水素吸蔵合金電極の製造方法

発明者： 井本 輝彦 ,  黒田 靖 ,  東山 信幸 ,  木本 衛 ,  野上 光造 ,  米津 育郎 ,  西尾 晃治 ,  松浦 義典
出願人/特許権者： 三洋電機株式会社
代理人 (1件)： 松川 克明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-328973
公開番号（公開出願番号）：特開平10-172544
出願日： 1996年12月10日
公開日（公表日）： 1998年06月26日
要約：

【要約】【目的】 水素吸蔵合金電極に使用する水素吸蔵合金の初期におけ活性度を十分に向上させて、初期より水素ガスが十分に吸収されるようにし、アルカリ二次電池における初期放電特性や内圧特性を向上させる。【構成】 ABx型で、Aがミッシュメタル、Bがニッケル,コバルトの少なくとも1つを含む元素からなるミッシュメタル系の水素吸蔵合金、又はAがジルコニウム,チタンの少なくとも1つを含む元素、Bが少なくともニッケルを含む元素からなるラーベス相系の水素吸蔵合金を初期pHが0.7〜1.8の範囲の酸性溶液中で処理し、この酸性溶液のpHが2〜6の範囲においてアルカリを添加させて、これらの水素吸蔵合金を表面におけるA成分とB成分との組成比B/Aを適切に調整した。

請求項（抜粋）：

ABx型でAがミッシュメタル、Bがニッケル,コバルトの少なくとも1つを含む元素からなり、上記の原子比xが4.4≦x≦5.4になったミッシュメタル系の水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極において、上記の水素吸蔵合金が酸性溶液中において処理され、その最表面から80Åの内部までにおける上記のA成分とB成分との組成比B/Aが3.0〜6.5の範囲になった水素吸蔵合金を用いたことを特徴とする水素吸蔵合金電極。

IPC (3件)：

H01M 4/24 ,  H01M 4/26 ,  H01M 4/38

FI (3件)：

H01M 4/24 J ,  H01M 4/26 J ,  H01M 4/38 A

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 水素吸蔵合金粉末とニッケル-水素電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-090128   出願人：住友金属工業株式会社