特許
J-GLOBAL ID:200903099670654810

細胞の凍結保存のための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  増井 忠弐
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-516675
公開番号(公開出願番号):特表2009-540833
出願日: 2007年06月19日
公開日(公表日): 2009年11月26日
要約:
内部に結晶コレステロールのマトリックスを含んでいる中空の管を備えている自動核形成装置である。前記管の両端は、凍結保存容器内に含まれているコレステロールに対して不透過性であるが液体に対しては透過性である膜によって閉塞されている。当該自動核形成装置は、容器内に配置され且つ容器内の液体の凍結中の氷核形成のための部位を提供する。このような凍結保存容器のうちの一つは、内部の液体を抜き取るための針によって穿刺されるようになされた閉塞されたポートを一端に備えている可撓性のバイアルである。当該バイアルの他端は、液体を受け入れるために最初は開口している。当該端部は、次いで、シールされて凍結保存のための閉塞された装置を形成する。別の凍結保存容器は、液体容器のポートに取り付けられたアダプタを備えている。当該アダプタは、針隔膜によって閉塞されている一つの管状の分岐部を備えており、一方、もう一つの分岐部は、可撓性の管と係合するための掛かり部を有する嵌合部を備えている。当該可撓性の管は、針隔膜内で終端している。当該容器は、最初は大気圧以下にある。使用の際には、液体サンプルは、第二の分岐部に設けられた隔膜を貫通した針を介して射出される。容器がひとたびサンプルによって充填されると、可撓性の管は熱シールされ且つ嵌合部のすぐ上方で切断される。シールされた容器は、次いで、凍結保存プロトコルを受ける。サンプル液体は、融解した後に第一の分岐部に設けられた隔膜を穿刺した針を介して抜き取ることができる。
請求項(抜粋):
内部に含まれる液体を、凍結に先立って凍結保存容器内へ導入するための自動核形成装置であり、 凍結保存容器内へ導入できる大きさとされた細長い中空の管と、 当該中空の管内に配置された氷核形成成分と、 前記中空の管の両端に設けられたシールと、を備え、 前記両端のうちの少なくとも一方の端部は前記氷核形成成分に対して不透過性であるが前記凍結保存容器内に含まれている液体に対しては透過性である膜によってシールされている、自動核形成装置。
IPC (1件):
C12M 1/00
FI (1件):
C12M1/00 A
Fターム (6件):
4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B065AA90X ,  4B065BD09 ,  4B065BD12
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特表平5-502664
  • 特表平5-502662
  • 特表平5-502663
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審査官引用 (4件)
  • 特表平5-502664
  • 特表平5-502662
  • 特表平5-502663
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