特許
J-GLOBAL ID:200903099673630202

溶媒の存在下での非水性重合によつてゴムで改質されたABS成形コンパウンドを製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228654
公開番号(公開出願番号):特開平8-067723
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、技術的に単純な装置中で実施することができそしてグラフトゴムの顕著な耐衝撃性効果が伴った良好な加工及び応用特性を有するABSを与える、溶融加工可能なABS成形コンパウンドを製造するための経済的で運転上信頼できる方法である。【構成】 4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可溶性のゲルを含まない予備成形されたゴムの存在下での1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー又はこれらの等価物の混合物、2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノマー又はこれらの等価物の混合物並びに3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及び/又はフマル及び/又はイタコンモノマー又はこれらの等価物の混合物の、少なくとも二つの異なる溶媒の助けによる、非水性重合によってゴムで改質された耐衝撃性ABS成形コンパウンドを製造するための方法。
請求項(抜粋):
非水性重合によってゴムで改質された耐衝撃性ABS成形コンパウンドを製造するための方法であって、(A)脂肪族(C4〜C10)、脂環式及び/又は芳香族炭化水素、並びに(B)脂肪族(C1〜C8)又は脂環式アルコール、ケトン、エーテル、エステル及び/又はニトリルである少なくとも二つの異なる溶媒の助けによって、1.90〜20重量部のモノアルケニル芳香族モノマー又はこれらの等価物の混合物、2.10〜50重量部のエチレン性不飽和ニトリルモノマー又はこれらの等価物の混合物並びに3.必要に応じて0〜30重量部の、1並びに2と共重合することができる更なるビニル、(メタ)アクリル及び/又はマレイン及び/又はフマル及び/又はイタコンモノマー又はこれらの等価物の混合物を、4.撹拌された溶液中の6〜50重量部の可溶性のゲルを含まない予備成形されたゴムの存在下でラジカル開始によって、5.18〜200重量部のグループ(A)からの溶媒又は溶媒混合物の6.重合されるモノマー1〜3の和に関して高々40重量%のモノマー転化率まで重合させ、7.18〜450重量部のグループ(B)からの溶媒又は溶媒混合物を項目5のものとは別の時間に又は別の場所で添加し、そして8.ラジカル的に開始された重合を、完全な混合をしながら30〜99重量%の、重合されているモノマー1〜3の和に関するモノマー転化率までの更なる段階継続することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F279/04 MQP ,  C08F 2/06 MBA
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭48-076986
  • 特開昭48-080197
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-076986
  • 特開昭48-080197

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