特許
J-GLOBAL ID:200903099679862806

高純度のゼオライトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-067649
公開番号(公開出願番号):特開平8-259221
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】高炉水砕スラグを原料として高純度のゼオライト、シリカゲルおよび水酸化アルミニウムを製造する方法を提供する。【構成】高炉水砕スラグの溶液をpH<3.0に調整し、生成するシリカゲルを分離、洗浄し、このシリカゲルに対してAl<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>分、Na分を添加して水熱合成する。高炉水砕スラグの溶解は酸で行ない、この溶液からCa分を除去し、高純度のシリカゲルを分離してゼオライトの合成に用いる。シリカゲルを分離した後の溶液はpH>13にして沈殿物を分離し、さらにpHを4〜9に調整して高純度のAl(OH)<SB>3</SB>を沈殿させ分離し、これをゼオライトの合成に用いてもよい。この途中で得られるシリカゲルおよび水酸化アルミニウムは、高純度である。A型ゼオライトを得ようとするときには、水熱合成条件を、温度60〜120°C、時間6〜100hr、SiO<SB>2 </SB>/Al<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>比=2.5〜10とする。X型ゼオライトを得ようとするときには、水熱合成条件を、温度90〜150°C、時間6〜100hr、SiO<SB>2 </SB>/Al<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>比=10〜25とする。
請求項(抜粋):
高炉水砕スラグの溶液をpH<3.0に調整し、生成するシリカゲルを分離、洗浄し、このシリカゲルに対してAl<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>分、Na分を添加して水熱合成する高純度のゼオライトの製造方法。

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