特許
J-GLOBAL ID:200903099686312307
水素化マグネシウムの機械的グラインディングによって生成された活性化された境界面を有するナノ複合材料および水素を蓄積するための利用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-516798
公開番号(公開出願番号):特表2001-520316
出願日: 1998年10月21日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】本発明は、マグネシウムと、水素を吸収するとともに、グラインデイング中にマグネシウムもしくは水素化マグネシウムと混和しにくいことが知られている他の元素あるいは化合物(例えばバラジウム、チタンあるいはニオブ)と、をベースとする微小複合物を生成する方法に関する。この方法では、マグネシウム、もしくは水素を吸着することが知られているマグネシウムベース化合物を水素化することによって対応する水素化物の粉末を形成する。このように生成された水素化物の粉末は、他の元素あるいは化合物、もしくは他の元素あるいは化合物の水素化物と混合され、得られた混合物には、水素化物からなる対応するナノ複合材料が形成されるまで強度の機械的グラインディングが行われる。最後に、必要であれば、形成されたナノ複合材料に、水素脱着が行われる。本発明は、また、形成されたMgベースのナノ複合材料に関し、該ナノ複合材料は、低価であるとともに、その微細構造によって(すなわちその境界面の性質およびその成分の空間分布によって)、水素を蓄積するのに非常に効果的である。該微細構造は、非常に細かく、これによって、Mgと他の元素あるいは化合物との優れた相乗効果が得られる。
請求項(抜粋):
マグネシウムと、水素を吸着するとともにグラインディング中にマグネシウムあるいは水素化マグネシウムと混和しにくいことが知られている少なくとも1種類もしくは2種類以上の他の元素あるいは化合物と、をベースとしたナノ複合材料の生成プロセスであって、 a)マグネシウム、もしくは水素を吸着することが知られているマグネシウムベース化合物を水素化することによって対応する水素化物の粉末を形成するステップと、 b)前記のように生成された水素化物の粉末を、他の元素あるいは化合物、もしくは前記の他の元素あるいは化合物の水素化物と混合するステップと、 c)前記のように得られた混合物に、強度の機械的グラインディングを行うことによって、水素化物からなる対応するナノ複合材料を形成するステップと、 d)ステップc)で得られたナノ複合材料から水素を脱着するステップと、を有することを特徴とするナノ複合材料の生成プロセス。
IPC (6件):
B22F 5/00
, B01J 20/04
, B22F 9/04
, C01B 3/00
, C01B 6/04
, H01M 8/06
FI (6件):
B22F 5/00 K
, B01J 20/04 B
, B22F 9/04 C
, C01B 3/00 B
, C01B 6/04
, H01M 8/06 G
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