特許
J-GLOBAL ID:200903099686614931

バンドギャップ定電流回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-096628
公開番号(公開出願番号):特開平5-297969
出願日: 1992年04月16日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 定常動作中の消費電力を低減することができるバンドギャップ定電流回路を得る。【構成】 スタータ回路17において、電源ラインと接地との間に、電源オン時に急速に充電し所定時間経過後に満充電するコンデンサCXを抵抗RXを介して設ける。電源オン時には、コンデンサCXを流れる電流により抵抗RXの電源端に生ずる電圧によりトランジスタQXがオンする。これにより、メイン定電流回路11の起動が確実に行われる。一方、起動後所定時間が経過するとコンデンサCXが満充電となり、抵抗RXを電流が流れなくなる。これにより、トランジスタQXがオフとなりスタータ回路17の各素子を流れる電流が停止する。従って、メイン定電流回路11の定常動作中における無駄な電力消費を防止することができる。
請求項(抜粋):
第1の抵抗を介してエミッタを第1電源に接続した第1トランジスタと、第2の抵抗を介してエミッタを第1電源に接続しベースを前記第1トランジスタのベースに接続するとともにコレクタ・ベース間を接続した第2トランジスタと、コレクタ・ベース間を接続するとともにコレクタを前記第1トランジスタのコレクタに接続しエミッタを第2電源に接続した第3トランジスタと、コレクタを前記第2トランジスタのコレクタに接続しベースを前記第3トランジスタのベースに接続するとともにエミッタを第3の抵抗を介して第2電源に接続した第4トランジスタと、エミッタを第2電源に接地しコレクタを定電流供給の対象となる回路に接続するとともにベースを前記第3トランジスタのベースに接続した第5トランジスタとを有するメイン定電流回路を備えたバンドギャップ定電流回路において、一端を第1電源に接続したコンデンサと、一端を前記コンデンサの他端に接続し他端を第2電源に接続した第4の抵抗と、ベースを前記コンデンサと第4の抵抗との間に接続するとともにコレクタを前記第2トランジスタのコレクタと第4トランジスタのコレクタとの間に接続しエミッタを第2電源に接続した第6トランジスタを含むスタータ回路を備えたことを特徴とするバンドギャップ定電流回路。

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