特許
J-GLOBAL ID:200903099713379982
無線通信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291696
公開番号(公開出願番号):特開平8-154264
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 移動先となる基地局を確実に選択して、通信中の基地局との通信をハンドオフし、通信をスムースに継続させることが可能な無線通信装置を提供することを目的としている。【構成】 移動中に、周辺基地局からの送信信号の受信レベルを記憶すると共に、一定時間後における各受信レベルの比較を行ってハンドオフを行う一方、各受信レベルが近接する場合には、前回記憶した各受信レベルと今回の受信レベルとの時系列的な変化を調べて、最も変化の大きい基地局を、その時点における通信基地局に決定して、通信チャネルを切り替えることを特徴としている。
請求項(抜粋):
小ゾーン方式を採用するデジタル移動通信システムにおいて移動局となる無線通信装置であって、複数の周辺基地局からの送信信号の受信レベルを所定時間毎に測定する受信レベル測定手段と、測定された1つの基地局からの送信信号の受信レベルが、測定された他の基地局からの送信信号の受信レベルよりも、所定のレベル差を越えて大であるか否かを比較検出する受信レベル比較検出手段と、第1の測定地点における前記受信レベルと、所定時間経過した移動後の第2の測定地点における前記受信レベルとを記憶する受信レベル記憶手段と、前記第1の測定地点から前記第2の測定地点への移動に伴い変化した前記受信レベルの変化量を計算する受信レベル変化量計算手段と、前記受信レベル比較検出手段によって、全ての周辺基地局からの送信信号の受信レベルが前記所定のレベル差以内であると検出された場合に、前記受信レベル変化量計算手段によって計算された受信レベルの変化量が最も大きい基地局を、その時点における通信基地局として決定する通信基地局決定手段と、前記通信基地局決定手段によって決定された通信基地局が、通信中の基地局でない場合に、通信中の該基地局との間の通信をハンドオフし、決定された通信基地局に通信チャネルを切り替える通信チャネル切り替え手段と、を備えていることを特徴とする無線通信装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04Q 7/04 K
, H04B 7/26 108 B
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