特許
J-GLOBAL ID:200903099715384371

装置キャビネットにおけるユニット基板の固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-070029
公開番号(公開出願番号):特開平6-090091
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 装置キャビネットにおいてユニット基板の取り付けとその高さの調節を手で行うことができる、製造が著しく簡単な固定装置を提供することを目的とする。【構成】 装置キャビネットの前部フレーム脚部4、5に固定成形部材1、2が固定され、これらの固定成形部材が互いに平行に向き合うそれぞれ2つの取り付け板8、9を支持している。取り付け板8、9によって形成された取り付け溝10は、ねじ穴7を付けたL字形取り付けアングル3を横方向に押し込むことができ、取り付けアングルの背部17にはばね部材18が開いて固定されている。取り付けアングル3を押し込んだ取り付け位置において、保持突起25は前部取り付け板9の縦溝23とかみ合う。取り付けアングル3は、任意に高さを調節できる。4つの取り付けアングル3に、ユニット基板のフロントパネル6がねじ止めされ、ねじ穴14を締め付けることによってユニット基板を所望を高さに固定できる。
請求項(抜粋):
装置キャビネットにおけるユニット基板の固定装置であって、装置キャビネットの2つの前部垂直フレーム脚部に取り付けることができる固定成形部材と、該固定成形部材に取り付けることができる高さ調節可能な支持部材とを備え、この支持部材がフロントパネルを装備したユニット基板をねじ止めするためのねじ穴を有するものにおいて、固定成形部材(1)および(2)がそれぞれ2つの平行な取り付け板、すなわち、装置キャビネット内で隣接する後部取付け板(8)と、装置キャビネット開口部近傍にある前部取り付け板(9)とを支持し、これらの取り付け板(8)および(9)が概ね矩形の断面を有する取り付け溝(10)を形成しており、固定成形部材(1)および(2)の取り付け板(8)および(9)が互いに向き合っており、支持部材が、断面がL字形に形成され、短いL字形脚部(12)と長いL字形脚部(13)とを有する取り付けアングル(3)であり、取り付けアングル(3)の短いL字形脚部(12)がユニット基板のフロントパネル(6)の支持縁をなし、短いL字形脚部(12)の自由な長さ(15)が前部取り付け板(9)の厚さ(16)と等しく、取り付けアングル(3)の背部(17)がねじ穴(7)の横で開いたばね部材(18)を支持しており、取り付けアングル(3)の前側(21)と前部取り付け板(9)の内側(22)との間に、縦溝(23)およびこれとかみ合う少なくとも1つの保持突起(25)の形をした縦ガイドが形成されており、取り付けアングル(3)がばね部材(18)を圧縮した状態で側方に取り付け溝(10)および2つの取り付け板(8)および(9)の間に押し込むことができ、その際に、押し込まれた取り付け位置において保持突起(25)が縦溝(23)とかみ合う、ことを特徴とする固定装置。
IPC (2件):
H05K 7/14 ,  H05K 5/02

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