特許
J-GLOBAL ID:200903099715983070

摩擦圧接に適した高炭素熱延鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-094705
公開番号(公開出願番号):特開2002-294404
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】摩擦圧接接合部の硬さ上昇が少ない、摩擦圧接に適した高炭素鋼材およびその製造方法を提案する。【解決手段】C:0.2 〜0.9 %、Si:0.5 %以下、Mn:1.5 %以下、Cr:2.0 %以下、Nb:0.03〜0.30%を含み、あるいはさらにMo:1.0 %以下を含有する鋼スラブを、仕上げ圧延終了温度が(Ar3変態点-10°C)〜(Ar3変態点+30°C)とする熱間圧延を施し、圧延終了後直ちに冷却し、巻取り温度:500 °C以下で巻き取る。これにより、固溶状態のNbが0.005 %以上存在し、JIS G 0551の規定に準拠した酸化法により800 °C×5min の熱処理後に測定されるオーステナイト粒度番号が9以上となり、摩擦圧接時の接合部硬さの上昇が抑制できる。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.2 〜0.9 %、 Si:0.5 %以下、Mn:1.5 %以下、 P:0.03%以下、S:0.01%以下、 Cr:2.0 %以下、Nb:0.03〜0.30%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、かつ固溶状態のNbを0.005 %以上含有し、JIS G 0551の規定に準拠した酸化法により800 °C×5minの熱処理後に測定されるオーステナイト粒度番号が9以上であることを特徴とする摩擦圧接に適した高炭素熱延鋼材。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/26
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z ,  B21B 3/00 A ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/26
Fターム (14件):
4K032AA05 ,  4K032AA06 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032BA01 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CE01

前のページに戻る