特許
J-GLOBAL ID:200903099719391291

部分反射金属にレーザービームを急速貫通させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-065557
公開番号(公開出願番号):特開平6-142963
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 材料処理、特にレーザー加工の速度を増加させるために、反射金属にレーザービームを急速貫通させる方法を提供する。【構成】 レーザー装置と工作片の間に空間フィルターを配置して、工作片からレーザー装置へ戻る反射を制限することにより、高出力レーザーによる加工装置の特性を改善する。空間フィルターは、レーザービーム(16)を一次元焦点(ライン焦点)へ集める焦点レンズ(17A,19A)と、この一次元焦点を取囲むスリット開口(18A-18C)と、レーザービームを平行光線に戻すコリメータレンズ(19B)とを含む。
請求項(抜粋):
部分反射する金属の工作片にレーザービームを急速貫通させる方法であって、波長(1)で横方向のビーム寸法(D)の前記レーザービームを発生させるレーザー装置を設ける段階と、前記レーザービームの最終的な焦点を前記工作片上に形成させる最終的な焦点装置を設ける段階と、前記レーザー装置と前記最終焦点装置との間に少なくとも1つの空間フィルター焦点装置を配置する段階であって、該空間フィルター焦点装置が前記レーザービームと相互作用し、前記空間フィルター焦点装置から光路長距離(L)にて、前記レーザービームに少なくとも1つの焦点(以後は空間フィルター焦点と呼ぶ)を形成させる、空間フィルター焦点装置を配置する段階と、前記レーザービームが前記空間フィルター焦点を通過した後に、該レーザービームが全体的に平行光線化されるように、前記レーザービームと相互作用する、少なくとも1つの空間フィルターコリメート装置を設ける段階と、前記空間フィルター焦点装置からほぼ光路長距離(L)で少なくとも1つの開口装置を設ける段階と、前記開口装置を、方程式0.9Ll/D<A<5Ll/Dを満足する開口寸法(A)を有するように成形する段階と、前記レーザービームのかなりの部分が前記レーザーから前記開口を介して前記工作片へ通過することができるように前記開口装置を配置して、前記部分反射する標的から反射される前記レーザービームの一部分が前記レーザーを不安定化させることの可能性を制限し、それによって前記レーザービームが前記工作片を貫通する可能性を改善する段階とを含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
B23K 26/06 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 320 ,  G02B 27/46

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