特許
J-GLOBAL ID:200903099722636777

オリゴヌクレオチド単分子層の高表面密度共有結合固定化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外12名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-516981
公開番号(公開出願番号):特表2001-520396
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】オリゴヌクレオチドおよびその他の生体分子を、表面のチオールに対して、永久的チオエーテル結合または化学選択的可逆的ジスルフィド結合を用いて、共有結合力により固体基板上に高密度に固定化する。表面にヒドロキシル基を有する基板は、炭化水素主鎖中に2〜20個の炭素原子を有し、末端に保護チオール基を有するトリクロロシランにより先ずシラン化することができる。オリゴヌクレオチドまたはその他の生体分子は、末端がチオール基である鎖長で2〜20単位の炭化水素またはポリエーテル鎖からなる係留基に先ず結合する。このチオールは、ハロベンジル-二官能性の水溶性試薬でさらに変性されて、共役結合体を永久的チオール結合により表面のチオール基上に固定化することができる。或いは、オリゴヌクレオチド-係留基-チオール基を、ピリジルジスルフィド官能基に変換して、これを化学選択的可逆ジスルフィド結合により表面チオールに結合することができる。永久的に結合されたオリゴヌクレオチドは、他種のチオール官能化シラン表面およびアビジン-ビオチン法に比較して高密度に固定化されている。
請求項(抜粋):
表面および前記表面に化学的に結合するアルキルシラン基の単分子層を有する固体基板を含む被覆支持体であって、前記アルキルシラン基が互いに架橋し、かつ末端の反応性化学基を有し、前記アルキルシラン基が前記表面の面積1平方センチメートル当たり少なくとも14ピコモル密度で表面に結合している被覆支持体。
IPC (9件):
G01N 33/53 ,  C07C309/39 ,  C07F 7/12 ,  C07H 21/00 ,  C07H 21/04 ,  C12M 1/00 ,  G01N 33/566 ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/09
FI (9件):
G01N 33/53 M ,  C07C309/39 ,  C07F 7/12 Q ,  C07H 21/00 ,  C07H 21/04 A ,  C12M 1/00 A ,  G01N 33/566 ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/00 A

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