特許
J-GLOBAL ID:200903099725552558

荷重分散型アンカーの緊張方法およびその緊張用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-062807
公開番号(公開出願番号):特開2002-266347
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【目的】 緊張荷重の管理の容易化をはかるとともに、補正量の設定の容易化、および対応性の向上をはかる。【構成】 PC鋼より線14-1〜14-4を、耐荷体13-1〜13-4の位置に対応する層のプリングプレート42-1〜42-4にそれぞれ固着し、その後における緊張用ジャッキ12の緊張動作のもとで、この各PC鋼より線を所定の初期緊張荷重によって所定量だけ一括して牽引、緊張するとともに、ジャッキ手段44-1〜44-3の収縮動作のもとでプリングプレート42-2〜42-4を伸び量差分だけ戻す補正操作を行うことにより、各耐荷体毎に作用する荷重を補正する。そして、この補正の後、緊張用ジャッキ12による一括緊張のもとで、PC鋼より線14-1〜14-4に対する最終緊張を行う。
請求項(抜粋):
緊張材の巻き掛けられた複数の耐荷体をその緊張材の緊張方向に沿って離間配置してなるアンカーテンドンを用いた荷重分散型アンカーであり、施工対象となる地盤等のアンカー孔内にこのアンカーテンドンを挿入配置し、先端側所定長の定着長部をグラウトにより固結した後に、アンカー頭部に配設した緊張用ジャッキによってその各緊張材を牽引、緊張するその緊張方法において、積層のプリングプレート間に対応数のジャッキ手段をそれぞれ介在させたものを緊張用治具として、緊張用ジャッキの可動部であるプリングヘッド上に載置装着するとともに、アンカーテンドン内での耐荷体の位置によって異なる緊張材の伸び量差分以上の隙間を、ジャッキ手段の伸縮動作によってこの各プリングプレート間に予め設定し、各緊張材を、アンカーテンドン内での耐荷体の位置に対応する層のプリングプレートにそれぞれ固着し、その後における緊張用ジャッキの緊張動作のもとで、この各緊張材を所定の初期緊張荷重によって所定量だけ一括して牽引、緊張するとともに、この緊張用ジャッキによる初期緊張状態を保ったまま、各ジャッキ手段の収縮動作のもとで上層側のプリングプレートをその下層側のプリングプレートに対して伸び量差分だけ戻す補正操作を全てのジャッキ手段において行うことで、各耐荷体毎に作用する荷重を補正し、この補正の後、緊張用ジャッキによる一括緊張のもとで、各緊張材に対する最終緊張を行うことを特徴とした荷重分散型アンカーの緊張方法。
Fターム (3件):
2D041GA01 ,  2D041GC02 ,  2D041GC13

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