特許
J-GLOBAL ID:200903099727214960
ダイレクトコンバージョン受信機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福山 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-156867
公開番号(公開出願番号):特開2002-353839
出願日: 2001年05月25日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】受信帯域の上端と下端の周波数でも破綻を来たさぬようにある範囲の誤差を有した設計をしても、最適な感度を犠牲にすることのないダイレクトコンバージョン受信機を提供する。【解決手段】受信機全体を複合的に制御するためのCPU19が設けられ、これにメモリ20が接続されている。アンプ6、7によって増幅されるI信号系統とQ信号系統はA/Dコンバータ21のアナログ入力端に接続される。A/Dコンバータ21のデジタル出力端は、位相補正回路22を介して信号処理回路23に接続される。位相補正回路22は、CPU19からの回転角データによって適正に制御され、信号処理回路23で得られたビット誤り率データ(BER)がCPU19に入力されるように構成されている。回路部aの有する基準信号源10の出力端は、アンプ24を介して3つの移相回路25〜27のそれぞれの入力端に共通接続され、各移相回路25〜27の出力がIF入力28に信号注入し得るように構成される。
請求項(抜粋):
チューナで電波受信して得られたIF信号を復調する際に、該IF信号の入力周波数と同一の周波数の信号でもって直接に復調を行うダイレクトコンバージョン受信機において、復調回路部の有する局部発振回路の出力を受け、受信チューナの有する移相回路とは別途に設けられ、かつ90度の移相を行い得る移相手段を備え、前記IF信号の入力に前記移相手段を介して信号を注入し得る注入回路手段と、前記注入回路手段によって信号が注入されたときに、前記チューナの有する移相回路出力と、I復調軸とQ復調軸のそれぞれの出力に現れる角度誤差を検出する誤差検出手段と、前記誤差検出手段で得られた角度誤差データを保存する保存手段と、前記保存手段で保存された角度誤差データと前記復調回路部の出力とから角度誤差の真値を判定し、該判定された真値をもって以後の受信に使用するように制御する制御手段とを具備することを特徴とするダイレクトコンバージョン受信機。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
5K004AA05
, 5K004FD05
, 5K004FG00
, 5K004FH10
引用特許:
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