特許
J-GLOBAL ID:200903099727350561

電磁切換弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088978
公開番号(公開出願番号):特開平9-257149
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 スプールに、流体力やソレノイドの誤動作による推進力が作用しても、その位置を保持することができる、なんら大型化しない電磁切換弁を提供することである。【解決手段】 複数のポートを形成したハウジング1に、スプール孔2を形成して、このスプール孔2にスプール3を摺動自在に組み込む一方、このスプール3の一端にイニシャル荷重を保持したスプリング7の弾性力を作用させ、他端にはソレノイドSを設けてなる電磁切換弁において、スプール3の両端であり軸方向に形成した両シリンダ孔8、9に、それぞれプランジャ10、11を摺動自在に組み込み、これらが相まって形成する両圧力室12、13にはポンプ吐出圧をそれぞれ導く連通孔14、15を設け、非励磁状態および励磁状態において、両圧力室12、13に導いた流体圧をスプールに作用させる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に摺動自在に組み込んだスプールと、このスプールの一端を臨ませたスプリング室と、このスプリング室に設け、スプールの一端に弾性力を付与するスプリングと、スプールの他端に当接させたロッド部材を有するソレノイドと、ハウジングに形成したポンプポートと、このポンプポートの両隣に配置した一対のアクチュエータポートと、これらアクチュエータポートの隣にそれぞれ配置したタンクポートとを備え、スプールには一対の円周溝を形成するとともに、ソレノイドの非励磁状態で、一方のアクチュエータポートを一方の円周溝を介してポンプポートに連通し、かつ、他方のアクチュエータポートを他方の円周溝を介して他方のタンクポートに連通し、それに対して、ソレノイドの励磁状態で、スプールをスプリングに抗して移動させ、他方のアクチュエータポートを他方の円周溝を介してポンプポートに連通し、かつ、一方のアクチュエータポートを一方の円周溝を介して一方のタンクポートに連通する構成にした電磁切換弁において、スプールの両端であり軸方向に形成した両シリンダ孔と、これら両シリンダ孔にそれぞれ摺動自在に組み込んだプランジャと、シリンダ孔及びプランジャが相まって形成する圧力室と、一方の圧力室に一方のアクチュエータポートの流体を導く一方の連通孔と、他方の圧力室に他方のアクチュエータポートの流体を導く他方の連通孔とを備え、ソレノイドの非励磁状態で、一方の圧力室にポンプ吐出圧を導くことにより、一方のシリンダ孔から一方のプランジャを押し出し、このプランジャをスプリング室に当接させ、一方の圧力室の圧力を、スプリングの弾性力と同じ方向にスプールに作用させ、それに対して、ソレノイドの励磁状態で、他方の圧力室にポンプ吐出圧を導くことにより、他方のシリンダ孔から他方のプランジャを押し出し、このプランジャをロッド部材に当接させ、他方の圧力室の圧力を、スプリングの弾性力に抗してスプールに作用させることを特徴とする電磁切換弁。
IPC (4件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 370 ,  F16K 11/07 ,  F16K 35/00
FI (4件):
F16K 31/06 305 R ,  F16K 31/06 370 ,  F16K 11/07 Z ,  F16K 35/00 B

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