特許
J-GLOBAL ID:200903099728274710

注射器用針保護装置及び注射器とその保護装置を備えた注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠崎 正海 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-576029
公開番号(公開出願番号):特表2005-520602
出願日: 2003年03月06日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
本発明は、注射器のための針保護装置及び注射器と上記保護装置を備える注入装置に関する。本発明の目的は、患者から移動される注射器の針から不慮の注入後刺し傷のリスクに対し使用者に最大限の防護を与えることである。さらに特に、本発明は、針(6)と、その前方端部に針(6)が固定されている管状バレル(4)と、上記バレル(4)の中を滑動するように配備されている注入プランジャー(8)とを備えている注射器(1)のための針保護装置(2)に関する。発明の装置は以下を備えている:注射器のバレルに関して実質的に同軸の方法で配置されている針保護具(22)、バレル(4)にしっかりと連結されているかまたは同様な手段が与えられている保護具支持部材(20)、支持部材(20)と保護具(22)の間にまたそれぞれを押圧して配置されているスプリング、注射器(1)の針(6)が剥き出しであり且つスプリングが少なくとも部分的に減圧させられて引込まれた保護具の位置と;スプリングのロックを解く手段との間を、片方に関連して移動可能である上記支持部材(20)と保護具(22)。本発明は、特に、注射液を予め満たされた使い捨ての注射器の分野における使用に適している。
請求項(抜粋):
針(6)と、その前方端部に針(6)が固定されている管状本体(4)と、本体(4)の中で滑動するように配列されている注入ピストン(8)とを備えている注射器のための針保護装置であって、この装置は、注射器(1)の本体(4)と実質上同軸である針保護具(22)と;本体(4)にしっかりと結合されまたは本体(4)にしっかりと結合するための手段(30)を与えられている保護具支持部材(20)と;支持部材(20)と保護具(22)との間にかつそれぞれに接触して配列されているスプリング(24)であって、支持部材及び保護具が、注射器(1)の針(6)が解放されかつスプリング(24)が圧縮状態でロックされているところの保護具が引込められた位置と、針が保護具(22)の内側に配列されかつスプリングが少なくとも部分的に緩められているところの展開している位置との間で、相互に関連して移動可能になっている上記スプリング(24)と;スプリング(24)が、ロックされた状態において、連続する注入経路を実質上越えて注射器(1)のピストン(8)を移動させるために必要な押圧作動力よりも大きい予め決定された力を有していることを特徴とし、且つ、ロック解除手段が指支持フランジ(50)を備えており、上記指支持フランジ(50)は保護具(22)にしっかりと結合されており、さらに上記指支持フランジ(50)は、一方ではピストン(8)が注入するための滑動をする際に予め決定された力よりも小さい圧縮力をスプリング(24)に伝え、他方ではピストン(8)が注入経路の終端部にある際に予め決定された力よりも大きい圧縮力をスプリング(24)に伝えるのに適切であることを特徴とするスプリング(24)のロックを解除するための手段とを備えている注射器用針保護装置。
IPC (1件):
A61M5/32
FI (1件):
A61M5/32
Fターム (14件):
4C066AA09 ,  4C066AA10 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD08 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066GG12 ,  4C066GG20 ,  4C066HH12 ,  4C066LL23 ,  4C066LL25 ,  4C066NN06 ,  4C066QQ31

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