特許
J-GLOBAL ID:200903099738791250

可動物体の幾何学的位置、変位又は角度を検出する方法および非接触容量基準位置センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143547
公開番号(公開出願番号):特開平8-136209
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 安価なコンポーネントを使用する間、外乱変数に対し感度が鈍く外乱変数の影響を無視できる非接触位置センサを提供する。【構成】 1つの可動物体の幾何学的位置、変位または角度をそれぞれ測定するため、少なくとも1つの方向においてより大きな幾何学的拡張部を有する分圧素子13に交流電圧が印加され、一方電位測定プローブ15は検出されるべき変位、角度または位置に従って案内され、かつその分圧素子13に対して非接触の関係をもつ距離だけ離れて維持される。その結果、電位測定プローブ15は、容量性結合によりそのプローブにより占められる相対的位置により交流電圧振幅分布パターンの異なる交流電圧振幅値を検出し、電位測定プローブ15は結合電極上で容量的に作用する電位結合プローブ17に接続され、そこから電位測定プローブ15により検出される交流電圧振幅値が評価のため送られるよう構成する。
請求項(抜粋):
1つの可動物体の幾何学的位置、変位または角度をそれぞれ検出する方法であって、1つのプローブを予め決定した電位分布に沿って移動させるステップと、該プローブにより検出される測定値を評価するステップと、を有する方法であって、a)少なくとも1つの方向において異なる交流電圧の振幅を有する交流電圧振幅分布パターンが分圧(電圧分布)素子の少なくとも1つの方向において得られるように、少なくとも1つの方向に幾何学的により大きい拡張部を有する該分圧(電圧分布)素子に交流電圧が印加され、b)1つの電位測定プローブが、何時でも該電位測定プローブにより推定される位置により、前記交流電圧振幅分布パターンの異なる交流振幅を、容量結合により検出するように、検出されるべき変位、角度または位置に従って、前記少なくとも1つの方向に沿って案内され、前記分圧(電位分布)素子に対して間隔をもって非接触に維持され、かつその容量の関係は前記電位測定プローブが変位する間実質的に一定に保たれ、c)前記電位測定プローブは、1つの結合電極上で容量的に作用する1つの電位結合プローブに接続され、そこから、d)前記電位測定プローブにより検出され測定される交流電圧振幅値であって、前記結合プローブと前記結合電極との間のそれぞれの位置により前記測定方向において変化する交流電圧振幅値が、評価のために送られる、上記a)〜d)のステップを備えたことを特徴とする可動物体の幾何学的位置、変位または角度を検出する方法。
IPC (2件):
G01B 7/00 ,  G01D 5/24

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