特許
J-GLOBAL ID:200903099739459992
ジウレタンの製造方法並びにジイソシアネートの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330911
公開番号(公開出願番号):特開平7-196594
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 熱的ウレタン開裂による(環状)脂肪族ジイソシアネートの製造のために特に適した高純度(環状)脂肪族ジウレタンの製造方法並びに該ジウレタンを用いるジイソシアネートの製造方法を提供する。【構成】 多工程反応で(環状)脂肪族ジアミン、アルコール及び尿素から高純度(環状)脂肪族ジウレタンを製造する方法において、(1)尿素をアルコールと反応させるとともにアンモニアを脱離させ、(2)次いでジアミンを反応混合物中に随意にアルコール中の溶液の形態にて導入し、そしてアンモニアを連続的に放出させながら反応させ、そして(3)反応混合物を蒸留により揮発性成分から遊離させる。この方法によって製造されたジウレタンは、熱的ウレタン開裂による対応するジイソシアネートの製造において、出発物質として用いられる。
請求項(抜粋):
式 R-O-CO-NH-R′-NH-CO-O-R (I)〔式中、Rは、180°C未満の沸点を有する一価アルコールからヒドロキシル基を除去することによって得られる残基を表し、そしてR′は、2〜18個の炭素原子を含有する二官能性(環状)脂肪族炭化水素基を表し、但し少なくとも2個の炭素原子が二つの窒素原子間に存在することを条件とする。〕に相当するジウレタンの製造方法において、a) 尿素を式ROHに相当するアルコールとアルコール対尿素のモル比が少なくとも1:1になるような量にて約150〜約300°Cの温度において反応させ、b) a)中で発生したアンモニアをa)で用いた尿素のモル量に基づいて少なくとも10モル%除去し、c) 式H2 N-R′-NH2 によって表されるジアミンをb)で残存する反応混合物中に導入し、d) c)の混合物を約150〜約300°Cの温度において反応させ、そしてe) d)後に残存する混合物を蒸留して揮発性置換分を除去する、ことを特徴とする上記方法。
IPC (4件):
C07C271/20
, C07C263/04
, C07C265/14
, C07C269/04
引用特許:
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