特許
J-GLOBAL ID:200903099742874313

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250349
公開番号(公開出願番号):特開2004-085156
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】エジェクタ3の可変絞り機構7の大型化を招くことなく、エジェクタ3のノズル13の絞り径を負荷変動に応じて最適な絞り径とすることのできる冷凍サイクルを提供する。【解決手段】制御弁23のニードル弁の開度を冷凍サイクルの負荷変動または負荷状態に応じて変更することにより、制御弁23のニードル弁の開度に応じて中間圧を制御することによって、パイロット弁9の制御位置を任意の制御位置に設定することができる。また、直動式ではなく、パイロット式であるため、制御弁23のニードル弁のストロークに対し、パイロット弁9のストロークを大きくとることができる。これにより、制御弁23のニードル弁のストローク(可動範囲)の非常に大きなものを使用しなくても、負荷変動の大きな使用環境にも幅広く対応することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)冷媒を気液分離する気液分離器と、 (b)この気液分離器より流入した低温低圧の冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器と、 (c)前記気液分離器より吸入した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機と、 (d)この冷媒圧縮機より吐出された高温高圧の冷媒を放熱させる冷媒放熱器と、 (e)この冷媒放熱器よりも冷媒の流れ方向の下流側に接続された高圧入口部、 前記冷媒蒸発器よりも冷媒の流れ方向の下流側に接続された低圧入口部、 および前記高圧入口部より流入した冷媒を噴出するノズルを有し、 前記ノズルから噴出する冷媒回りの圧力低下を利用して、前記ノズルから噴出する冷媒と前記低圧入口部から吸引した冷媒とを混合させながら昇圧させて前記気液分離器へ吐出するエジェクタと、 (f)このエジェクタの高圧入口部よりも上流側から分岐する分岐点とこの分岐点よりも低圧側の合流点とを結ぶバイパス流路、 このバイパス流路内の冷媒圧力を負荷変動に応じて変更する制御弁、 および前記バイパス流路内の冷媒圧力と前記エジェクタの高圧入口部内の冷媒圧力との圧力差に応じて前記エジェクタのノズルの絞り径を変更するパイロット弁 を有する可変絞り機構と を備えた冷凍サイクル。
IPC (1件):
F25B1/00
FI (1件):
F25B1/00 389A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-122175   出願人:日本電装株式会社
  • 冷房サイクル用減圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-031042   出願人:カルソニックカンセイ株式会社, 株式会社テージーケー

前のページに戻る