特許
J-GLOBAL ID:200903099743499281

電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-146303
公開番号(公開出願番号):特開2000-340215
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 定められた量の電解液を一度に注入でき、液浸透に要する時間を大幅に短縮させ、電池製造の作業性の向上と、電池に対する性能信頼性の向上を図れる電池製造における電解液注入方法及び装置を提供する。【解決手段】 電池缶18内に注入するのに必要な電解液液量が入れられた注入タンク20の電解液排出口25を電池缶18の開口部24に連結させ、かつ注入タンク20内の電解液が電池缶18内に流れ込まない状態で電池缶18と注入タンク20とを水平位置にし、この状態で電解液を介さずに電池缶18内と注入タンク20内の脱気を行い、その後、電池缶18を下側にして電池缶18と注入タンク20を垂直位置まで起こし、注入タンク20内の電解液を電解液排出口25を通して電池缶18内に注入すると共に、その注入を行う時に電解液を加圧するようにした。
請求項(抜粋):
開口部を一端側に持つ電池容器内に、前記開口部より電解液を注入する電池製造における電解液注入方法において、電解液注入口を上側に持ち内部に電解液を余裕を持って貯えると共に、電解液排出口を有する注入タンクを用い、前記電池容器と前記注入タンクとを、前記電解液排出口及び前記開口部を介し連通可能に接続する連結工程と、前記電解液注入口を通して前記電池容器内と前記注入タンク内の気体を吸引除去する真空排気工程と、前記電池容器を前記注入タンクの下側に位置し、かつ前記注入タンク内の電解液を前記電池容器内に流れ込むように、前記電池容器及び前記注入タンクを略水平位置から略垂直位置に回転し切り替える姿勢切替工程と、前記電解液注入口を通して前記注入タンク内を加圧し、前記電解液に圧力を加えて前記注入タンク側から前記電池容器内に電解液を注入させる加圧工程、とを経るようにしたことを特徴とする電池製造における電解液注入方法。
Fターム (7件):
5H023AA03 ,  5H023BB05 ,  5H023BB07 ,  5H023BB10 ,  5H023CC22 ,  5H023CC23 ,  5H023CC24

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