特許
J-GLOBAL ID:200903099749727081

分割式鉄筋コンクリート構造物要素の継手の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-161460
公開番号(公開出願番号):特開2004-360335
出願日: 2003年06月06日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】鉄筋と充填剤とシースによる継手部が弾性限界値を越えて応力が掛かっても容易にかつ突然切断せずにシースが適宜に伸びて安全な分割式鉄筋コンクリート構造物要素の継手構造を提供する。【解決手段】突出鉄筋5の周囲にブリキ製のスパイラルシースパイプ6を挿入するスパイラルシースパイプ挿入孔8を有する対向の鉄筋コンクリート構造物1、1とし、下方の鉄筋コンクリート構造物1の上向き開口のスパイラルシースパイプ挿入孔8にスパイラルシースパイプ6を挿入し、スパイラルシースパイプ6に無収縮性の充填剤のグラウト7を充填し、この上に下向きのスパイラルシースパイプ挿入孔8と突出鉄筋5を有する鉄筋コンクリート構造物1を載せ、下向き突出鉄筋5を上向き突出鉄筋5に重ねてグラウト7内に挿入し、グラウトの硬化を待って重ねた突出鉄筋5、5とスパイラルシースパイプ6を接合一体化する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上下あるいは前後に当接して配置した一組の分割式鉄筋コンクリート構造物要素の突出鉄筋からなる継手同士を軸方向に接合して一体の鉄筋コンクリート構造物に接合する方法において、それぞれの分割式鉄筋コンクリート構造物要素の接合端面に突出鉄筋の周囲に接合相手の突出鉄筋を重ねて挿入可能なスパイラルシースパイプ挿入孔を形成して一組の分割式鉄筋コンクリート構造物要素とし、この一組の分割式鉄筋コンクリート構造物要素の内の下方または後方に配置する分割式鉄筋コンクリート構造物要素の上向きまたは前向きの接合端面に形成のスパイラルシースパイプ挿入孔にスパイラルシースパイプの概略1/2長さを挿入し、この挿入したスパイラルシースパイプ内に無収縮性の充填剤を充填し、この下方または後方に配置する分割式鉄筋コンクリート構造物要素上に下向きまたは後向きのスパイラルシースパイプ挿入孔と下向きまたは後向きの突出鉄筋を下向きまたは後向きの接合端面に有する分割式鉄筋コンクリート構造物要素を当接し、上向きまたは後向きに突出するスパイラルシースパイプの概略長さを下向きまたは後向きのスパイラルシースパイプ挿入孔に挿入すると共に下向きまたは後向きの突出鉄筋を無収縮性の充填剤内に挿入して下方または後方の分割式鉄筋コンクリート構造物要素の突出鉄筋の側部に重ねて配置し、無収縮性の充填剤の硬化を待って重ねた鉄筋とスパイラルシースパイプを無収縮性の充填剤で接合して一体化することを特徴とする分割式鉄筋コンクリート構造物要素の継手の接合方法。
IPC (3件):
E04G21/12 ,  E02B5/02 ,  E04B1/16
FI (3件):
E04G21/12 105E ,  E02B5/02 K ,  E04B1/16 M
引用特許:
審査官引用 (1件)

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