特許
J-GLOBAL ID:200903099756138113

チルト式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147803
公開番号(公開出願番号):特開平9-002291
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 固定側噛合歯10と変位側噛合歯13とが確実に噛合して、ステアリングホイール等ががたつかない構造を、低コストで実現する。【構成】 係止部材9は、前端部を凹孔30と凸部31との係合により、後端部を固定ボルト38の緊締により、支持ブラケット5の下面に固定する。固定側噛合歯10の配列方向に関する係止部材9の傾斜角度は、通孔37の内側で固定ボルト38の小径部39が変位する範囲内で調節自在である。従って、構成各部材の寸法並びに形状精度を特に厳密に規制しなくても、固定側噛合歯10と変位側噛合歯13とを確実に噛合させる事が可能になる。
請求項(抜粋):
前部ステアリングコラムと、この前部ステアリングコラムの内側に回転のみ自在に支持された前部ステアリングシャフトと、上記前部ステアリングコラムの後端部を支持固定した状態で車体に固定される支持ブラケットと、この支持ブラケットに対し固定された部分に設けられた第一の横軸と、この第一の横軸によりその前端を枢支された後部ステアリングコラムと、この後部ステアリングコラムの内側に回転のみ自在に支持された後部ステアリングシャフトと、この後部ステアリングシャフトの前端部と上記前部ステアリングシャフトの後端部とを連結する自在継手と、上記後部ステアリングコラムと上記支持ブラケットとの一方の部材に対し固定された部分に設けられた第二の横軸と、この第二の横軸にその一端部を枢支し、その他端部にラック状の変位側噛合歯を形成した係合部材と、上記後部ステアリングコラムと上記支持ブラケットとのうちの他方の部材に固定された部分で上記変位側噛合歯と対向する部分に設けられ、この変位側噛合歯と係脱自在なラック状の固定側噛合歯を有する係止部材と、揺動に伴って上記変位側噛合歯と固定側噛合歯とを係脱させるチルトレバーとを備えたチルト式ステアリング装置に於いて、上記係止部材が上記他方の部材に、上記固定側噛合歯の配列方向に関する傾斜角度の調節を自在に支持固定されている事を特徴とするチルト式ステアリング装置。

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