特許
J-GLOBAL ID:200903099758651942
流速測定方法並びにその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253204
公開番号(公開出願番号):特開平8-122354
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】流体が乱流となるまでの遷移状態での流速測定を可能とする測定法、および測定装置を得る。【構成】被測定対象の流体3の雰囲気中に含ませた目印となるトレーサ2を、複数の発光波長毎で発光開始時間と発光時間が異なるフラッシュランプ4と7と10で照明し、トレーサ2で散乱した光を照明波長毎に二次元センサ16と17と18でそれぞれ画像として検出し、検出した画像のうちトレーサ2の軌跡を表す画像をもとにトレーサ2の始点位置と終点位置を決定し、それぞれの間の距離をフラッシュランプの発光時間間隔で除算して、トレーサ2の速度を測定するようにした。【効果】本発明によれば、注視トレーサの始点と終点の対応処理を容易にし、流体が乱流となるまでの遷移状態での流速測定が可能になる。
請求項(抜粋):
目印物体を測定対象に含ませ、前記目印物体を含む前記測定対象を照明し、前記目印物体での散乱光を時間間隔を置いて検出し、前記時間間隔における前記目印物体の始点及び終点を検出し、前記始点及び終点の位置の差分と前記時間間隔を用いて、前記測定対象の移動速度を検出する流速計測法において、第1の光の発光の開始以前に波長の異なる第2の光を発光させるとともに、前記第2の光を前記第1の光よりも長く発光させ、前記第2の光の発光時間の前記目印物体での散乱光を各波長毎に分離して、第1及び第2の画像として同時に取り込み、前記第1の画像に取り込まれた散乱光の像から、前記目印物体の始点又は終点を決定し、前記第2の画像に取り込まれた前記第2の散乱光の像から、前記始点又は終点に対応する終点又は始点と、前記目印物体の前記始点から前記終点に到る経路を決定することを特徴とする流速測定方法。
IPC (2件):
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