特許

J-GLOBAL ID：200903099760384676

穴拡げ性及びHAZ部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板及びその製造方法

発明者： 川崎 薫 ,  澤井 隆
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 内藤 俊太 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-185784
公開番号（公開出願番号）：特開2003-003240
出願日： 2001年06月20日
公開日（公表日）： 2003年01月08日
要約：

【要約】【課題】 足回り部材に要求される厳しい加工性に耐える穴拡げ性及び伸びフランジ性と、アーク溶接後のHAZ部疲労特性に優れた高強度鋼板及びその製造方法を提供する。【解決手段】 鋼中に含まれる介在物量と、熱延板で形成される組織としては、フェライトと、ベイナイトを主体とする第二相からなり、重量比で、C:0.03〜0.08%、Si:0.1〜2%、Mn:0.5〜3% 、S:0.0005〜0.0030%を含み、P:0.02%以下、N:0.0035%以下、O:0.0035%以下であり、さらにMgを0.0005〜0.02%添加し、残部Fe及び不可避的不純物元素からなる鋼を連続鋳造にてスラブとした後、再加熱あるいは鋳造後直ちに粗圧延を実施し、Ar3変態点以上の温度域で仕上圧延を終了させ、巻取温度:400〜550°Cとすることを特徴とする穴拡げ性及びHAZ部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板及びその製造方法。

請求項（抜粋）：

フェライトと、ベイナイトを主体とする第二相とからなり、また、鋼板中に介在物が総量で0.05%以下でかつ、A系+B系介在物の合計で0.01%以下であることを特徴とする穴拡げ性及びHAZ部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板。

IPC (7件)：

C22C 38/00 301 ,  B21B 3/00 ,  B22D 11/12 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  B21B 1/46

FI (7件)：

C22C 38/00 301 W ,  B21B 3/00 A ,  B22D 11/12 A ,  C21D 9/46 T ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  B21B 1/46 B

Fターム (31件)：

4E002AA04 ,  4E002AD04 ,  4E002BC06 ,  4E002BD02 ,  4E002BD03 ,  4E002CB01 ,  4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA09 ,  4K037EA14 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA22 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037EB11 ,  4K037EC01 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FC07 ,  4K037FD04 ,  4K037FE01