特許
J-GLOBAL ID:200903099766733494

電気式圧力変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020644
公開番号(公開出願番号):特開平5-187939
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 水深による静水圧あるいは土圧の大きさに影響されないようにして、地盤中の微小な動間隙水圧計測の高精度化を図る。【構成】 本体部2の内壁部には、円板状の起歪部1の周縁部が一体に連設されている。この起歪部1の中心に固設された受圧ロッド3の両端には、受圧板4,4が取付けられ、起歪部1には、ひずみゲージ6が接着されている。一対の受圧板4,4と本体部2との間にベローズ5,5が気密状に設けられ、その内部に中空室が形成されている。受圧板4,4の周囲には、目の粗さを変えて減衰特性を異ならせたフィルター9,10が設けられている。海底地盤に埋設した状態では、水深による静水圧は、2つのフィルター9,10を通過して共に受圧板4,4に作用して打ち消し合うが、周波数の高い動間隙水圧は、目の粗いフィルター9を通過して受圧板4に作用する。従って、動間隙水圧のみをひずみゲージ6によって検出することができる。
請求項(抜粋):
地盤中の土粒子間に存在する間隙水圧の微小変動を検出するための電気式圧力変換器において、外周部が剛性大なる本体部に支持されているダイアフラム型の起歪部と、この起歪部の表裏面中心に同軸的に一体または一体的に固設された受圧ロッドと、この受圧ロッドの先端にそれぞれ固設された受圧板と、この受圧板と上記本体部間に取付けられ上記起歪部側を密閉するベローズと、上記起歪部の変形量を電気信号に変換する素子と、上記受圧板および上記ベローズの外周側を共に囲繞してそれぞれ水圧室を形成するように上記本体部に保持されたそれぞれ減衰特性の異なる2つのフィルターとを備え、上記2つのフィルターの異なる減衰特性を利用して水深による水圧の影響を受けることなく地盤中の間隙水圧の微小変動を電気信号として検出し得るように構成したことを特徴とする電気式圧力変換器。
IPC (3件):
G01L 5/00 ,  G01L 9/04 101 ,  E02D 1/00

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