特許
J-GLOBAL ID:200903099771312766

容量可変型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081944
公開番号(公開出願番号):特開平6-288347
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】斜板の前後傾動動作を規制するヒンジ機構において、斜板がロータに対し左右に傾斜した場合でも、異常摩耗を生じにくくする。【構成】ヒンジ機構Kは、ロータ16に後方側へ突出して設けられた支持アーム17と、一端が回転斜板14に固着されたガイドピン18とからなる。支持アーム17は、駆動軸6の軸心Oと回転斜板14の上死点位置Tとで決定される面と平行であって駆動軸6の軸心Oに対して外方から近づく方向に延在する円孔(ガイド面)17a、17aをもつ。円孔(ガイド面)17a、17aの中心線Sと直交する断面は円形に形成されている。また、ガイドピン18の他端には円孔(ガイド面)17a、17aと整合する球部18aが保持されている。これにより、ガイドピン18の球部18aは円孔(ガイド面)17a、17aと線接触を保ち、吸引力、圧縮反力及びトルクを線で支持する。
請求項(抜粋):
ハウジングにクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往復動可能に収容され、該ハウジングに支持された駆動軸には前記クランク室内に位置するロータが同期回転可能に支持され、該ロータとの間にヒンジ機構を介しかつ前記駆動軸との間にスリーブを介して斜板が傾角変位可能に枢支され、該斜板と前記ピストンとの間には前記斜板の前後揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する連結機構が介装され前記クランク室内の圧力により前記斜板の傾角を制御して吐出容量を変化するように構成した容量可変型斜板式圧縮機において、前記ヒンジ機構は、前記ロータに後方側へ突出して設けられた支持アームと、一端が前記斜板に固着されたガイドピンとからなり、該支持アームは、前記駆動軸の軸心と該斜板の上死点位置とで決定される面と平行であって該駆動軸の軸心に対して外方から近づく方向に延在し、中心線と直交する断面の少なくとも該ロータ側が円弧に形成されたガイド面をもち、該ガイドピンの他端には該ガイド面と整合する球部が保持されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/00 107 ,  F16J 1/22

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