特許
J-GLOBAL ID:200903099773705099

吸震壁と其の成型方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108311
公開番号(公開出願番号):特開平5-280224
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 本発明は吸震壁とその成型方法に関する。【構成】 弾性梁で枠形の骨組みを構成し、更に、軽鋼梁で壁面の全体骨組みを組成する。上記軽鋼梁の表面に若干の基板10を設置して壁面を形成する。上記基板10の上下側或いは左右側には一或いは複数の平行片が設けられると共に多数の吸着片12が設置されている。これにより、平坦、迅速且つ吸着力の強い状態で舗設することができる。上述の各弾性梁は一対の枠体16に、若干の長ボルト14を前記枠体16とコイルバネに通してナットで締めつけ、上記枠体16間に設置されたコイルバネの両端で枠体16を支えるように構成される。上記弾性梁側面には蓋板21が嵌入される。これにより地震或いは工事震動が起きた時、壁面内部の応力が各コイルバネによって吸収され、壁全体の亀裂及び崩壊を防止することができる。
請求項(抜粋):
一対の略U字形の縦断面を有する長板状の枠体と若干の長ボルト、ナット及び若干のコイルバネから成る枠形に架設して壁の骨組みを構成するための弾性梁、上記長ボルトは上記枠体と上記コイルバネに通され、ナットで締付けられ、それによって上記コイルバネの両端は上記枠体を支持し、その圧縮弾性でもって壁内部の応力を吸収することができる、長度は上記弾性梁の枠体の長度に適合し、幅は上記弾性梁の組立後の幅より大きく、内側には若干のバネを固設した、上記弾性梁の側面に嵌入して壁の側枠を形成する若干の略長方形状の蓋板、上記弾性梁の側面に付設して、セメントの舗設によって壁面を形成するための若干の基板、および上記基板の高度に合致する高度を有し、かつ同一平面内にない上記基板相互間の接合部に設けられる、セメント塗舗時に壁の曲り角を構成するための若干の角材、から成ることを特徴とする吸震壁。
IPC (4件):
E04H 9/02 321 ,  E04B 2/56 ,  E04B 2/84 ,  E04F 17/08

前のページに戻る