特許
J-GLOBAL ID:200903099774279530
包絡線発生回路付送信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060219
公開番号(公開出願番号):特開平5-268280
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 消費電力低減のためにパワーアンプの最大振幅値を包絡線信号で制御する優れた包絡線発生回路付送信装置を提供する。【構成】 温度や経年変化の影響が少ないスイッチドキャパシタ回路11を用いて、包絡線信号をベースバンド信号から直接発生させるようにしたものである。また、包絡線信号振幅を求めるアルゴリズムに、I,Qチャネルサンプル信号点をI-Q平面上でI軸に逐次近づける線形変換を行い包絡線振幅値をI座標値として取り出すパイプライン処理に適した方式を採用することにより、さまざまな要求精度およびサンプリング周波数に対応可能な回路構成で実現できる。【効果】 温度や経年変化の影響が少ないスイッチドキャパシタ回路を用いて、高精度の包絡線信号を安定して発生させてパワーアンプの最大振幅値を制御することにより、包絡線再生による送信機の低消費電力化が実現できる。
請求項(抜粋):
IとQとの2チャネルの帯域制限されたアナログベースバンド信号におのおの余弦波と正弦波を掛け合わせ、加算して送信する直交変調器を用いた送信装置において、ベースバンド信号をサンプリングしてアナログサンプル値信号対(I,Q)を得て、スイッチドキャパシタ回路にて、「I,Q」点をI-Q平面上でI軸に逐次近づける線形変換を行うことを一定回数反復した結果のI座標値を包絡線振幅値として取り出し、電力増幅器の最大振幅を制限するように構成した包絡線発生回路付送信装置。
引用特許:
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