特許
J-GLOBAL ID:200903099790311550

内燃エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360630
公開番号(公開出願番号):特開平5-180093
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、減圧処理してリークダウンチェックを行うことにより、燃料蒸気排出抑止系の異常判定を行う内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、燃料タンク内で大量の燃料蒸気が発生している場合であっても、蒸発燃料排出抑止系の異常を精度よく正確に検出することができる内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。【構成】 減圧処理を行う前にタンク内圧とキャニスタ間に介装された制御弁を開閉制御してタンク内圧の変動量(蒸気発生量)を検出しておき、該蒸気発生量と減圧処理後の圧力変動量(及び燃料タンク内の燃料量)に基づき、燃料蒸気排出抑止系の異常判定を行うように構成した。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、吸気口が設けられたキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを接続する燃料蒸気流通路に介装された第1の制御弁と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを接続するパージ通路に介装された第2の制御弁とからなる蒸発燃料排出抑止系を備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、前記キャニスタの前記吸気口を開閉する第3の制御弁と、前記燃料タンクの内圧力を検出するタンク内圧検出手段と、前記第1の制御弁を開閉制御してタンク内圧の変動量を検出する第1の変動量検出手段と、前記作動状態検出手段によりエンジンの作動が検出されているときに前記第1乃至第3の制御弁を制御して前記蒸発燃料排出抑止系を所定の負圧状態にする減圧処理手段と、前記第2の制御弁を閉弁状態にして前記蒸発燃料排出抑止系の前記負圧状態からの内圧力の変動量を検出する第2の変動量検出手段と、前記第1及び第2の変動量検出手段の検出結果に基づいて前記蒸発燃料排出抑止系の異常を判定する異常判定手段とからなる異常判定処理系を有していることを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。

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