特許
J-GLOBAL ID:200903099794980189

オレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016614
公開番号(公開出願番号):特開平6-228211
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 粒子性状に優れたオレフィン重合体を、気相重合法によって、長期間に亘り安定して、連続的に製造しうるオレフィン重合方法の提供。【構成】 シクロペンタジエニル骨格を有する周期律表第IVB族の遷移金属化合物を含む固体状触媒(i) にオレフィンを予備重合させて得られた触媒(ii)を気相重合器内に供給する予備重合工程と;流動層において、低沸点非重合性炭化水素の存在下、触媒(ii)に、オレフィンを気相重合または共重合させる工程と;気相重合器上部から排出される低沸点非重合性炭化水素の一部を、気相重合器下方から循環させる工程と;上記低沸点非重合性炭化水素の一部を液化して、気相重合器内に循環させる工程とからなる方法の予備重合工程において、液状低沸点非重合性炭化水素の存在下に、オレフィンを連続的に気相重合器内に供給する。
請求項(抜粋):
[I]シクロペンタジエニル骨格を有する周期律表第IVB族の遷移金属化合物を含む固体状触媒(i) にオレフィンを予備重合させて予備重合触媒(ii)を調製して、得られた予備重合触媒(ii)を気相重合器内に供給する予備重合工程と、[II]流動状態に保持された反応系である流動層において、低沸点非重合性炭化水素の存在下、上記予備重合触媒(ii)に、オレフィンを気相重合または共重合させる本重合工程と、[III]気相重合器上部から排出される低沸点非重合性炭化水素の一部を、気相重合器下方から循環させる第1循環工程と、[IV]気相重合器上部から排出された上記低沸点非重合性炭化水素の一部を液化して、気相重合器内に循環させる第2循環工程とを含んで、上記[III]および/または[IV]循環工程に供給されたオレフィンを気相重合するに際して、上記[I]予備重合工程において、液状低沸点非重合性炭化水素の存在下に、該固体状触媒(i) 1g当り50〜1200gの量でオレフィンを、連続的に予備重合もしくは予備共重合させて予備重合触媒(ii)を調製し、該予備重合触媒(ii)を液状低沸点非重合性炭化水素とともに、連続的に気相重合器内に供給することを特徴とするオレフィンの重合方法。
IPC (4件):
C08F 2/34 MCG ,  C08F 2/00 MAF ,  C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00 MSU
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-091107
  • 特開昭57-155204
  • 特開昭56-034709

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