特許
J-GLOBAL ID:200903099795575814

過酸化によるヒト臓器への損傷に対して保護作用を有する水中油型エマルジョン、その製造及び使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589218
公開番号(公開出願番号):特表2002-532564
出願日: 1999年12月18日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】本発明の対象は、作用物質としてα-トコフェロール又はその立体異性体、及び乳化剤としてリン脂質を含む水中油エマルジョンであり、これは、ヒト臓器における過酸化損傷を保護する作用を有する。このエマルジョンは、α-トコフェロールの含分では、その作用に関して、RRR-α-トコフェロール1.48g/l〜30g/lに相当する量を含み、かつ静脈内認容性油状物0〜25g/l及びリン脂質0.25〜3g/lを含有する。このエマルジョンは、輸液として投与するのが好ましく、特に、臓器移植の間に起こる虚血及び/又は再潅流が原因の過酸化損傷を減ずるために特に使用される。
請求項(抜粋):
過酸化によるヒト臓器への損傷、特に、虚血及び/又は再潅流が原因の損傷に対して保護作用を有する、静脈内投与のための水中油型エマルジョンであって、これが、全エマルジョンに対して、α-トコフェロールを、オール-rac-α-トコフェロール、その立体異性体及び/又は各立体異性体の混合物の形で、その作用に関して、RRR-α-トコフェロール1.48g/l〜30g/lに相当する量で含有し、また静脈内認容性油状物0〜25g/l、乳化剤としてのリン脂質0.25〜3g/l並びに容量オスモル濃度を生理学的値に調整する生理的非イオン性物質、及びpH値を7〜9に調整する生理学的薬剤を含有する、エマルジョン。
IPC (7件):
A61K 31/355 ,  A61K 9/107 ,  A61K 31/375 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/44 ,  A61P 39/06
FI (7件):
A61K 31/355 ,  A61K 9/107 ,  A61K 31/375 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/44 ,  A61P 39/06
Fターム (20件):
4C076AA18 ,  4C076BB13 ,  4C076CC23 ,  4C076CC24 ,  4C076DD38 ,  4C076DD63 ,  4C076EE53 ,  4C076FF68 ,  4C086AA01 ,  4C086AA10 ,  4C086BA09 ,  4C086BA18 ,  4C086MA05 ,  4C086MA22 ,  4C086MA66 ,  4C086ZA36 ,  4C086ZB21 ,  4C086ZC28 ,  4C086ZC29 ,  4C086ZC54
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭58-162517
  • 特開昭49-050124
  • 特開昭57-163313
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-162517
  • 特開昭49-050124
  • 特開昭57-163313
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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