特許
J-GLOBAL ID:200903099795723244
熱音響装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-059681
公開番号(公開出願番号):特開2007-237020
出願日: 2006年03月06日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】 熱音響効果を用いた熱音響装置において、時間平均の質量流束Fbを抑制することで、熱-仕事変換効率の向上を図る。【解決手段】 熱音響装置1は、ループ管3と、ループ管3に設けられた加熱部5及び放熱部7と、加熱部5と放熱部7とに挟まれたループ管3内における箇所に配置された蓄熱部9と、発電機20と、を備えている。発電機20における応動部材22がループ管3に対して直列に配置され、応動部材22の第1端部26aと第2端部28aとがループ管3の軸方向における作動ガスの流路に面するように配置されている。この熱音響装置1においては、時間平均の質量流束が応動部材22(詳しくは、第1端部26)によって少なくとも部分的にせき止められ、低減される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部に気体が充填されたループ管と、
前記ループ管内の気体を加熱する加熱部と、
前記ループ管内の気体が有する熱を放熱させる放熱部と、
前記加熱部と前記放熱部とに挟まれた前記ループ管内における箇所に配置された蓄熱部と、
前記ループ管の一部分に前記ループ管の軸方向に直列となるよう配置され、前記蓄熱部内で生じる温度勾配によって前記ループ管内の気体に発生する自励的な圧力変動に応動して往復振動を行う応動部材を有する共振器と、
を備え、
前記応動部材は、
前記加熱部における前記蓄熱部と反対側の端部と前記ループ管内の気体を介して対向する端部である第1端部と、
前記放熱部における前記蓄熱部と反対側の端部と前記ループ管内の気体を介して対向する端部である第2端部と、
を有し、
前記圧力変動の際に、前記ループ管内の前記加熱部における前記蓄熱部と反対側の端部と前記第1端部との間の領域である第1領域のうち前記第1端部に隣接する第1隣接領域に存する気体の変位振幅および変位位相と、前記ループ管内の前記放熱部における前記蓄熱部と反対側の端部と前記第2端部との間の領域である第2領域のうち前記第2端部に隣接する第2隣接領域に存する気体の変位振幅および変位位相とがそれぞれ一致するよう構成され、
前記第2領域に存する気体の質量が、前記第1領域に存する気体の質量よりも小さくなる前記ループ管上の位置に、前記共振器が配置されたことを特徴とする熱音響装置。
IPC (4件):
B06B 1/20
, F25B 9/00
, H02K 7/18
, H02K 35/00
FI (4件):
B06B1/20
, F25B9/00 Z
, H02K7/18 A
, H02K35/00
Fターム (9件):
5D107AA03
, 5D107BB20
, 5D107EE04
, 5D107EE06
, 5H607BB02
, 5H607BB08
, 5H607CC05
, 5H607DD02
, 5H607FF21
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
熱音響発電機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-126705
出願人:株式会社デンソー
前のページに戻る