特許
J-GLOBAL ID:200903099796709091

長い骨の変形を矯正する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527416
公開番号(公開出願番号):特表平9-512189
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】本発明の装置は、屈曲された連結領域により互いに角をなして接続され、骨(18)に適用すべき角度矯正にほぼ等しい角度を形成する2つの主部を含む剛性の細長い本体(1)を少なくとも備える。ピン状に形成された第1のアンカー手段(5)は骨(18)の基部(24)に横断方向に装着されるように設けられる。骨スクリュー(26)である第2アンカー手段は骨(18)の骨幹部に固定されるように設けられる。第1装置(21)は開口骨切り(23)の後、骨(18)上に位置決めされる。矯正を完全にするため4つのピンクリップである第2装置(22)が隣接する骨(19)の閉鎖骨切り(27)の両側に設けられてもよい。
請求項(抜粋):
長い骨の変形を矯正する装置であって、 少なくとも一つの骨保持装置(21)を備えると共に、該骨保持装置(21)は、 - 屈曲接続領域(4)により、骨に適用されるべき所要の角度矯正に実質的に等しくなるよう変化され得る角度(A)で互いに接続された2つの直線的な主部(2、3)を有すると共に、前記屈曲接続領域(4)において破断することなく耐え、かつ、永久的角度変形を維持するのに適合した材料から、及び、適合した形状に形成された剛性の細長い本体(1)と、- 前記本体(1)の前記第1の主部(2)に設けられ、骨の長手方向に対して90°のような特定の角度(B)の方向に骨の中へ横断的に固定されるよう適合され、かつ、前記本体(1)の前記第1の主部(2)の長手軸に対して実質的に前記特定の角度(B)の方向に延びる少なくとも一つのピン(6、7)を備える第1のアンカー手段(5)と、- 前記本体(1)の前記第2の主部(3)に設けられ、前記第1のアンカー手段(5)が固定された後の段階で、骨に横断的に固定されるよう適合された第2のアンカー手段(9)と、を備え、これにより、骨の隣接する2つの部位間での所要の矯正に実質的に等しい角度の開口骨切り(23)又は閉鎖骨切り(27)の後、かつ、前記骨保持装置の前記第1のアンカー手段(5)が、前記屈曲接続領域(4)が前記骨切り(23、27)と一致するように前記特定の角度(B)で骨にアンカー固定された後、前記骨保持装置(21)が前記2つの隣接する骨の部位の間の角度オフセットを決定し、続く前記第2のアンカー手段のアンカー固定により前記角度オフセットが固定されることを特徴とする装置。

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