特許
J-GLOBAL ID:200903099799250677

電子機器の扉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-134649
公開番号(公開出願番号):特開平8-007553
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 磁気テープなどの記録媒体を記録再生する電子機器の扉装置において、簡便な構成で、コストの低減を図る。【構成】 磁気テープ90が第1案内片82aを押圧することにより扉部材82は、弾性部材83を押圧しながら、後退位置に摺動し、磁気テープ90は挿入可能となる。第1案内片82a上を摺動した磁気テープ90は、扉部材82の頂頭部82gを通過すると、圧縮されていた弾性部材83の弾発力により扉部材82は押上げられる。その結果扉部材82は摺動し元の突出位置に戻る。以上で磁気テープ90の挿入時における扉部材の開閉動作が終了する。磁気テープ90の排出時においては、磁気テープ90が第2案内片82b上を摺動する他は、挿入時と同様の動作で扉部材82が開閉する。したがって、電磁プランジャなどの電子部品を用いることなく、かつ磁気テープ90の装填時においても、防塵などのために完全に扉部材82を閉切ることができる。
請求項(抜粋):
電子機器の筺体に形成された記録媒体の挿入口における扉装置において、前記挿入口に連なる記録媒体の搬送経路に臨み、記録媒体の挿入方向に対して緩やかに傾斜した第1案内斜面と、排出方向に対して緩やかに傾斜した第2案内斜面とを有する扉部材と、前記扉部材を、前記搬送経路に対して、前記挿入方向および排出方向とは略垂直方向に突出または後退自在となるように支持するとともに、突出方向に弾発力を発生する弾性部材とを含むことを特徴とする電子機器の扉装置。

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