特許
J-GLOBAL ID:200903099803379590

デジタル画像・音声データのマーク認識装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279625
公開番号(公開出願番号):特開平10-124673
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 画像や音声の質にほとんど悪影響を与えるなく消去不能なデジタルマークを付し、必要なときに所定の画像や音声からデジタルマークを抽出認識する装置と方法を提供する。【解決手段】 画像あるいは音声を高精度の数値として入力する入力手段4と、前記数値を量子化する際に、近接する2つの近似数値レベルへの量子化誤差の差を求める量子化誤差算出手段5と、量子化誤差の差と閾値とを比較判断する閾値判断手段6と、量子化誤差が小さい近似数値レベルへ量子化する量子化手段7と、量子化誤差が大きい近似数値レベルへ量子化する逆量子化手段8と、一定の情報を示すビット列に従い、量子化手段7と逆量子化手段8の出力を選択的に出力させるマーキング手段9と、原の画像や音声の量子化誤差の差が小さい数値を特定し、それらの数値について、マークを認識しようとする画像や音声の量子化の方向を特定してマークを抽出認識する手段と、を備えた。
請求項(抜粋):
画像あるいは音声を高精度の数値として入力する入力手段と、前記入力手段によって入力した数値を量子化する際に、各数値を間に挟む2つの近似数値レベルへその数値を量子化した場合の量子化誤差とそれら量子化誤差の差を求める量子化誤差算出手段と、前記量子化誤差算出手段が算出した量子化誤差の差を入力し、その量子化誤差の差と所定の閾値とを比較判断する閾値判断手段と、前記2つの近似数値レベルのうち、量子化誤差が小さい近似数値レベルへ量子化を行う量子化手段と、前記2つの近似数値レベルのうち、量子化誤差が大きい近似数値レベルへ量子化を行う逆量子化手段と、前記閾値判断手段の出力により、一定の情報を示すビット列に従い、前記量子化手段と前記逆量子化手段の出力を選択的に出力させるマーキング手段と、原の画像や音声の量子化誤差の差が前記閾値より小さい数値を特定し、マークを認識しようとする画像や音声のそれらの数値と比較することにより、マークを認識しようとする画像や音声の前記数値の量子化の方向を特定し、それによって認識対象の画像や音声に付与されたマークを認識する手段と、を有することを特徴とするデジタル画像・音声データのマーク認識装置。
IPC (6件):
G06T 7/00 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/417 ,  H04N 7/24 ,  G10L 3/00 531 ,  H03M 7/30
FI (6件):
G06F 15/70 460 Z ,  H04N 1/417 ,  G10L 3/00 531 N ,  H03M 7/30 Z ,  G06F 15/66 B ,  H04N 7/13 Z

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