特許
J-GLOBAL ID:200903099804112318

グラス被膜及び磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173135
公開番号(公開出願番号):特開平7-076736
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 低温スラブ加熱による方向性電磁鋼板のグラス被膜と磁気特性の向上。【構成】 低温スラブ加熱の方向性電磁鋼板の製造工程において、脱炭、窒化処理後の鋼板に焼鈍分離剤としてCl及び/又はSO3 を0.15〜2.0重量%含有するMgOを塗布し、仕上げ焼鈍することを特徴とすることにより、グラス被膜と磁気特性の優れた方向性電磁鋼板が得られる。この際、仕上げ焼鈍条件として昇温率20°C/hr以下、900°C以後の昇温雰囲気ガスをN2 25%とすることにより更にグラス被膜と磁性の向上が得られる。
請求項(抜粋):
重量でC ;0.021〜0.075%、Si;2.5〜4.0%、Mn;0.05〜0.45%、S ;0.014%以下、酸可溶Al;0.010〜0.040%、N ;0.0030〜0.0130%、Sn;0.030〜0.50%、残部がFe及び不可避の不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱した後、熱延し、1回又は焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍を行った後又は脱炭焼鈍の後半及び/又は脱炭焼鈍の後で窒化処理をし、焼鈍分離剤を塗布し、高温仕上げ焼鈍をすることからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤としてCl及び/又はSO3 を0.15〜2.0%含有するMgOを塗布し、最終仕上げ焼鈍における昇温速度を20°C/Hr以下とし昇温時の雰囲気ガスをN2 又はN2 20%以上を含有するH2 、又はN2 20%以上を含有する不活性ガスとすることを特徴とするグラス被膜及び磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C23C 8/26 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60

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