特許
J-GLOBAL ID:200903099807535538

砕氷船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154148
公開番号(公開出願番号):特開平7-237585
出願日: 1989年02月17日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】操作性を向上せしめた砕氷船を提供する。【構成】砕氷用構成部品130が、船体10の両方の側壁部21,22の吃水線下の部分に配置されて、船体から横方向に突出して、氷床を砕いて航路を広げることが可能になっている。船体10の船尾輪郭125が、流線形の側部と、この流線形から突出した中央船尾領域126とを有している。これによって、固い氷床中を船が後進する時、氷床に少なくとも三つの異なる砕氷帯が形成される。その三つの異なる砕氷帯中の二つの外側砕氷帯は、流線形の側部によって生ずる均一な砕氷パターンを有し、中央砕氷帯は、突出した中央船尾領域によって、船体の長手方向に沿って、少なくとも二つに分離する砕氷パターンを有している。そして、中央砕氷帯区域内に、船体10のプロペラおよび舵160が配設されて、保護されるようになっている。
請求項(抜粋):
船体周囲の氷を砕いて船の操作性を向上せしめるため、船体10の両方の側壁部21,22の吃水線下の部分に配置され、氷床を砕く砕氷用構成部品130を有しており、上記砕氷用構成部品130が、上記船体から横方向に突出して、上記船体の吃水線下の部分のうちの横方向に最も幅広い部分となって、氷床を砕いて航路を広げることが可能である砕氷船であって、船体10の船尾輪郭125が、流線形の側部と、この流線形から突出した中央船尾領域とを有するように形成されていることによって、固い氷床中を船が後進する時、氷床に少なくとも三つの異なる砕氷帯が形成されるようになっており、その三つの異なる砕氷帯中の二つの外側砕氷帯は、上記流線形の側部によって生ずる均一な砕氷パターンを有し、中央砕氷帯は、上記段差が設けられた中央船尾領域によって、船体の長手方向に沿って、少なくとも二つに分離する砕氷パターンを有しており、上記中央砕氷帯区域内に、船体10の推進および制御部材160が配設されるようにしたことを特徴とする砕氷船。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-089484
  • 特開昭62-034893

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