特許

J-GLOBAL ID：200903099808795002

放射線治療装置

発明者： 岸本 忠史
出願人/特許権者： 科学技術振興事業団
代理人 (1件)： 原 謙三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-025012
公開番号（公開出願番号）：特開2004-049884
出願日： 2003年01月31日
公開日（公表日）： 2004年02月19日
要約：

【課題】放射線治療において、正常組織の損傷を抑えながら効率的に治療を行えるようにする。【解決手段】腫瘍22等の患部の近傍に、ガンマ線12が当たると電子陽電子対を放出する性質を持つ白金などの重金属からなる放射材13を配置する。患者21の外部からガンマ線12を照射し、放射材13に当てる。ガンマ線12が放射材13に当たり、放射材13から電子陽電子対が放出される。この電子陽電子対は、電磁シャワーに発展し、放射材13の近傍の腫瘍22に照射されて患部を放射線治療することができる。電子陽電子対およびそれが発展した電磁シャワーは、所定距離進むと強度が減少するので、腫瘍22の周囲の正常組織への影響を抑えることができる。【選択図】 図9

請求項（抜粋）：

ガンマ線が当たると電子陽電子対を放出して電磁シャワーを発生させて治療対象体中の患部に照射する電子陽電子対放出部と、 治療対象体の外部からガンマ線を照射して上記電子陽電子対放出部に当てるガンマ線照射部とを備えたことを特徴とする放射線治療装置。

IPC (1件)：

A61N5/10

FI (3件)：

A61N5/10 E ,  A61N5/10 H ,  A61N5/10 S

Fターム (8件)：

4C082AA10 ,  4C082AC06 ,  4C082AE01 ,  4C082AG02 ,  4C082AG05 ,  4C082AG22 ,  4C082AG32 ,  4C082AG42