特許
J-GLOBAL ID:200903099813206813

内燃エンジンの蒸発燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216357
公開番号(公開出願番号):特開平5-079410
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は燃料蒸気の吸気系へのパージが停止状態に有るときから再開されたときであっても空燃比の変動を抑制して運転性能の向上を図ることができる内燃エンジンの蒸発燃料制御装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、パージ制御弁が開弁されているときはエンジンの運転状態に基づき前記パージ管を流れるパージ流量を加算してパージ流量積算値を算出すると共に前記パージ制御弁が全閉状態にあるときは前記パージ流量積算値を減算するパージ流量算出手段を有し、パージ流量積算値が所定下限値以下のときは吸気系に供給されるパージ流量を減量し、空燃比補正係数が所定値以上であって且つパージ流量積算値が所定値以上のときは吸気系に供給されるパージ流量を増量する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを連通するパージ管と、該パージ管の管路に介装されて前記吸気系に供給される前記燃料蒸気の流量を制御するパージ制御弁とを備えた内燃エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記パージ制御弁が開弁されているときはエンジンの運転状態に基づき前記パージ管を流れるパージ流量を加算してパージ流量積算値を算出すると共に前記パージ制御弁が全閉状態にあるときは前記パージ流量積算値を減算するパージ流量算出手段と、該パージ流量算出手段により算出されたパージ流量積算値が所定下限値以下のときは前記パージ制御弁を介して前記吸気系に供給されるパージ流量を減量するパージ流量減量手段とを有することを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料制御装置。

前のページに戻る