特許
J-GLOBAL ID:200903099815827092

高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-111750
公開番号(公開出願番号):特開2001-297777
出願日: 2000年04月13日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 固体高分子型の燃料電池の構成要素であるセパレーター板は、従来、カーボン板を用い、この表面部分を切削加工して、ガス流通路を形成していた。この方法では、カーボン板の材料コストと共に、これを切削するためのコストを引き下げることが困難であった。これに替わり、金属板を用いる方法が考えられるが、金属板を用いる方法では、金属板が高温で酸化性の雰囲気に曝されるため、長期間使用すると、金属板の腐食や溶解が起こり、電池の発電効率が次第に低下するという課題があった【解決手段】 セパレータを構成する金属薄板上に、膜厚が30以上500Å以下の貴金属または貴金属の導電部分を形成する。
請求項(抜粋):
水素イオン伝導性高分子電解質膜、前記水素イオン伝導性高分子膜を挟む位置に配置したアノードおよびカソードに、前記アノードに燃料ガスを供給するためのガス流路を形成したアノード側導電性セパレータ、および前記カソードに酸化剤ガスを供給するためのガス流路を形成したカソード側導電性セパレータを具備した高分子電解質型燃料電池であって、前記アノード側またはカソード側導電性セパレータの少なくとも一方は、表面に、Au、Ru、Rh、Pd、Os、IrおよびPtからなる群より選べれる少なくとも1種以上の貴金属もしくは前記貴金属の酸化物部分を配置した金属板からなることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M 8/02 B ,  H01M 8/10
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026EE02 ,  5H026EE12 ,  5H026HH03

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